「幸せの○○」といった日常系の映画がけっこう流行しましたよね。
これはその中でもけっこうみんな知ってる作品だと思われます。
あらすじ
主人公ケイトは、ニューヨーク高級レストランの女性料理長で、仕事はできるのですが完璧主義者故の気むずかしい性格で、スタッフとの関係は決して上手くいってるとも言えず、オーナーは彼女にセラピーに通うよう勧めます。
しかし、セラピーに通っても自分の何が問題なのかを理解することはできません。
そんなある日、ケイトの家を訪れる予定だった姉とその娘ゾーイが自動車事故に遭い、娘を残して姉は死んでしまいます。
姉と仲が良かったケイトはショックを受け店をしばらく休み、その間にゾーイを引き取る準備をし迎え入れます。
店に復帰したケイトを待ち構えていたのは、オーナーが他店から引き抜いてきたというシェフのニック。
ニックはケイトとは全く正反対の性格で、陽気で明るく職場のみんなとも仲良く仕事ができるタイプでしたが、ケイトは彼のことを受け入れられません。
また、ケイトは引き取ったゾーイとも上手くいっておらず、悩みがつきません。
しかし、ゾーイを自分の職場に連れていきニックと出会ってから、段々とお互いの関係性に変化が生まれてきて、、という感じです。
リメイク
この映画、ドイツの「マーサの幸せレシピ」をリメイクしたものということらしいです。
僕はそれを観たことがないので何とも言えませんが、やはり本家の方が出来が良いのだろうなとは想像してしまいます。
別にこの作品がダメとかってわけじゃないんですけど、割と無難です。
無難すぎると言っても良いかもしれません。
なので安心して観ることができますが、もう少し何かが欲しかったなぁと。
アメリカ映画の良さ
先ほど無難過ぎると書いておいてなんですが、こういうほのぼのまったりとした作品も作れるというのが、アメリカ映画の懐の深さなのかなぁとも感じました。
また、レストランの厨房の様子とか、ケイトとゾーイの日常生活の風景など、きちんと丁寧に撮られていますし、良きアメリカの風情が伝わってくるのも嬉しいです。
まとめ
感想が非常に書きにくい作品なんですよね。
別に駄作でもなく、良い感じでまとめられているし、ラストは当然かつ予想通りの展開ですし、見終わった後はホンワカさせてくれますし。
そういう意味においては、ごく普通の映画とも言えます。
人からこの映画どうだった?と聞かれたら、まあ良かったよと答えるでしょう。
しかし余談ですが、「幸せの~」というタイトル作品多いですよね。
そういうのが日本人は好きってことなんでしょうけど。