Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

政治家に口利きをお願いするなんてどこでもやってること

森友学園問題の話ですが。。
 
籠池氏の証人喚問をTVで観ましたが、100万円の寄付が安倍総理もしくは夫人側からあったかどうかは、証明するのが難しいとは思います。
 
でも、別に森友学園に寄付するしないは別に安部さんの自由なので、特に問題視する必要ないような気もします。
 
選挙区も違いますしね、
 
さすがに、安部さんも今になって実は寄付をしたとは言いづらいでしょうが。。
 
安倍首相側にとっては、寄付なんかしてないと今まで言ってきて、実際はそうじゃなかったとは言えないということが問題なのですが、そんなの証人喚問してまで騒ぐ話しではないのではと思ってます。
 
まあ、籠池氏の証人喚問での話しぶりから察するに、恐らく寄付はあったのでしょうね。
 
そんな印象を受けました。
 
ただ、それを証明しろとなると、誰がどうやって明確にするのかはわかりませんが難しいでしょう。
 
安部さんが本当にしてないのだとすれば、してないことの証明をする=悪魔の証明でもありますから、政治犯罪でもない寄付の問題にこれ以上時間をかけるのは無駄だと感じます。
 
土地購入の問題も、実際のところはそんなに複雑な話しじゃないと思います。
 
問題とされているのは、隣の公園の土地が14億円で、森友学園の土地が8億円のはずだったのに何故1億円程度で売却されたのか?ということです。
 
でも、実際には隣の公園は14億円のうち13億円以上が補助金で負担され、豊中市の負担は実質2000万円で済んでいるのです。
 
そこのところが、ここ最近話題になった「忖度」にあたるのだと思います。
 
つまりは、官僚なり関係者が、「安部首相夫人が名誉校長を務める学校が敷地購入しようとしているが、隣の公園が2000万円の負担で市が購入しているのに、森友学園には8億円というのはさすがにどうか」、という「配慮」が働いただけのことでしょう。
 
それを政治的介入、支援というのかは人によって判断が分かれると思いますが、行政担当者が議員の動きや言動を敏感に察知してあれこれ手を打つというのは、特に珍しいことではありません。
 
僕もよく県職員と仕事を一緒にする機会が多いですが、ベテラン県議からの電話一本で職員達がバタバタしだし、それに対応する場面をしょっちゅう見ました。
 
別に県議は職員に圧力をかけたわけではなく、「あれはどうなってる?」とか「あのことについて聞きたい」という程度のレベルなのです。
 
そして、そうしたちょっとしたことで行政が動くということを知ってる業者や有権者は実に多く、そのため県議などに陳情に行ったりして色々と要望を言うのです。
 
このようなことは、実際、日本全国いたるところで普通にある話しなんですよね。
 
今回もそのレベルの話しと本質は同じのような印象を僕は持ってます。
 
マスコミだって、ほとんどの人はそのことに多分気づいているはず。
 
でも、それじゃあ話しが面白くならないから、証人喚問だ、安倍政権の圧力だ、寄付金だなどと煽るのでしょう。
 
いい加減、こうした茶番やめて欲しいんですよね。
 
それよりも、今後の日本をどう運営していくか?に集中する政治を展開して欲しいものです。