仕事そのものの好き嫌いという話しではなく、仕事の中で発生する人間関係の好き嫌いという話しです。
職場で人と接するとき、仕事を頼む時、頼まれたとき、場面は色々ですが、そこでは常に対人関係があります。
しかし、事実だけを見るなら実際には頼まれた仕事が何であるか、期限はいつなのか等といった事象であり、対人関係は後から付随するものなのです。
そこに相手をどう思うかとか、嫌いだとか苦手だとかという余計な意識もセットで仕事するからややこしくなります。
有能な人ほど、人間関係に左右されずやるべきことを成し、言うべき事実のみを言うのです。
仕事をしていく上では、やはりそれが正解なのです。
でも、僕のように優秀でもなく、何の武器も持たない人間はどうしても相手の顔色を見たり、その人が好きか嫌いかで仕事のやり方が違ったりしてきます。
それはあってはならないと思いつつも、やっぱり人間なので感情に大きく左右されちゃうのであります。
仕事が好きか嫌いかならまだしも、相手が好きか嫌いか、得意か苦手かで仕事すると大抵は上手くいかないですし、だんだんと仕事が辛くなってきます。
できるだけそこにある事実だけに目を向け、相手の好き嫌いは考えないようにして仕事をしたいと思うのですが、これがなかなかできない。
ネットニュースでも出ていましたが、仕事の大半のストレスは人間関係との調査結果も出ています。
こうして見ると、世間の大半はどこか感情的な視点を持って仕事に向き合ってるんだろうなと想像します。
そう考えると、決して僕だけが特別ではないのだと思いますが、それで救われるわけではない。
それに、世の中の人の大半は、少なくとも僕よりは上手に対人関係を築きながら仕事をしているはず。
今日はそんなことを考えていた日でした。