Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

有頂天家族2制作発表を聞いて思うこと

アニメを再び観だしたのが、ここ4~5年ぐらいのことで、アニメオタクと自称するにはまだ遠いかなと思っています。
 
それに、オタクと呼ばれる人達ほどの熱量は自分には無いと思うし。
 
ただ、それなりに数多くを鑑賞してきた自分なりの経験値も貯まっており、そこから導き出される事もあったりします。
 
自分にとって面白いアニメ、面白くないアニメの直感的な分類とかは、何となく感覚的に分かってきました。
 
面白いかどうかは、個人の主観や背景によるところが大きいと思いますので、あくまで相対的な判断になります。
 
僕が面白いと思っていても、人によっては全然評価が低かったり、その逆も然りですよね。
 
それを前提での話しですが、僕はやっぱり物語性が強い作品が好きなようです。
 
日常系アニメも嫌いではないですが、最後まで観ることができるものと、途中で挫折するものがどうしてもあります。
 
高確率で挫折するのがギャグ系アニメ。
 
最後まで観るけど、総じて自分の中で低評価となるのが、ややエロのハーレム系アニメ。
 
特にハーレム系アニメは、どれもこれも似たり寄ったりで、「頭悪いんか?もう少し工夫せや!」と毒づきながら視聴しています。
 
魔法少女まどかの例もあるので、キャラ画とかで好き嫌いはなるべくしないようには注意してますが(^^ゞ
 
そんな折りに耳にした「有頂天家族2制作発表」のニュース。
 
これを知った時、頭の中に以前観た有頂天家族の色んなシーンがありありと浮かんできたんですよね。
 
ひと言で言ってしまうと、心象に残るアニメ。
 
仮に100本の作品観たとしたら、有頂天家族のようにいつまでも心象に残っているアニメは1割ぐらいでしょうか。
 
後の大半はのっぺりした印象しかなく、どんなアニメだったかキャラ画像を見ても思い出せない。
 
アニメが大量消費されるコンテンツとなった為、どうしても玉石混淆であるのは避けられません。
 
その中から自分の宝物になるような作品を探し出すのは、楽しい行為でもありますが、相応の時間がかかる事でもあります。
 
有頂天家族という作品は、そのように時間をかけて巡り合えただけの価値があるアニメであり、この作品を観ている間だけは、本当に幸せな気持ちになることができるのですよ。
 
生きている間に、できるだけ多くのこうした心象に残るアニメに出会いたいものだなぁと、しみじみ思いました。