Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

TPPに関しては日本が優位に立てる唯一の外交材料

アメリカではトランプ政権誕生が確実となり、安倍政権も電話会談を行うなど動きが慌ただしいです。
 
ヒラリーさんもでしたが、トランプ氏もTPPに関しては否定派でありTPP発効はしないと明言しています。
 
日本国内ではそれを受けて、当のアメリカがやらないと言ってるのに、なぜTPPを国会で強行採決するのかと非難の嵐でありました。
 
そこで、素人考えとは思うのですが、このタイミングでTPP発効に関し日本側が毅然とした態度を取ることが、日米の外交戦略で優位性が出る一旦となると個人的には考えるのです。
 
元々、TPPって米国提案というか米国主導で始まってますよね?
 
政権が変わったらそれまでの話しは無しよ、というのは少なくとも世界のリーダーであろうとするアメリカにとってはマイナスでしかないし、今後はその威信も失う事に繋がりかねません。
 
国際社会の中でお互いが協議したり条件闘争したりできるのは、そこに一定のルールがあるから成立するわけで、自分が言い出した事をあっさりと白紙にするような国は相手にされなくなります。
 
それは、例えアメリカといえど同じ事だと思うのですよ。
 
いくら政権が変わろうと、あれだけの時間と金をかけて各国で交渉してきたTPPをアメリカ側から反故にする事は、そのままアメリカが指導者としての地位を自ら降りる事を意味しています。
 
日本が、アメリカがやめるって言ったからTPPやらない、という態度を取るのは、はっきり言ってお馬鹿さんのやることです。
 
それこそ、TPP絶対反対を唱える人達が言う「アメリカの属国」を認める行為になります。
 
それよりは、TPP発効を取りやめようとしているアメリカに対し、日本はそれに関しては相対的優位に立てるのですから、それを外交材料として色々な交渉を進めるのが国益にかなうというものではないでしょうか。
 
自分が提案しておいてそれはないでしょう、と言ってやれる立場にいるのですから。
 
安倍総理の「我が国こそが早期発効を主導しなければならない」という言葉は、非常に正しく理知的な発言だと感じます。
 
日本に対しても強硬姿勢を取りそうなトランプ政権に対し、TPPに関しては逆の立場になりますから、これを使わない手はないはず。
 
一応、言っておきますと、僕は自民党支持者では無いですが、TPPには現時点では賛成の立場にいます。
 
あくまで、今の情勢の中においては賛成ということです。