Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ノラガミARAGOTO

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このシリーズ、個人的に大好きでずっと見続けたいアニメです。
 
前作も良かったですが、今作も非常に見ごたえありました。
 
今回の2期は、どちらかというと神様の世界の事情をベースにした話しとなっていて、これまでわからなかった神々達の様子が描かれています。
 
あらすじ
主人公は祀られる祠もない貧乏でマイナーな神の夜ト。
 
自分の社を建てるために、5円で人助けをする神様のデリバリーで仕事を請け負っています。
 
1期では、その夜トと彼を助けたことにより幽体離脱体質になってしまった少女の壱岐ひより、夜トに拾われ神器となった少年雪音と共に、人間を襲う妖達と戦います。
 
そこで登場する毘沙門天という神が、なぜか執拗に夜トを恨み殺そうとするのですが、2期の前半は毘沙門天と夜トの過去の因縁が明らかになります。
 
後半は、神の代替わりについて恵比寿神をメインにした話の構成となっており、神の世界のルールやエゴが描かれています。
 
神も死ぬ
正確には死ぬというより、代替わりするということですが、七福神などのようにメジャーな神様は人間の願いが常に届けられるため、絶えることなく代替わりして継続していきます。
 
ですが、夜トのようなマイナーな神は、人の記憶からすぐに消えてしまい代替わりすることができず無の存在となってしまいます。
 
神も死ぬし代替わりもするけど、人間とは違うルールの中で存在しており、それ故、神の世界にも業やエゴが存在するという描き方、非常に上手い設定だなあと感じました。
 
恵比寿神がかっこよすぎる
最初、恵比寿神は神の世界の秩序を乱す不届き者かと思って観ていたのですが、秩序を壊そうとするのも、それは人間に対する熱い思いがあってこその行動でした。
 
神は死んでも代替わりするから、本来、個々の神がどんな思いを持とうがそれは大して重要じゃないんでしょうね。
 
人間にとって、恵比寿神はずっと恵比寿神として存在し続けるわけですから、神として崇められている状態にあれば良いわけです。
 
どうせ代替わりするんだからという、ある意味「生き方」を軽んじるかのような天界のルールに逆らい自分の信念に突き動かされ行動する恵比寿神。
 
神としての在り方を前半の毘沙門のエピソードで描き、後半は神として粛々と全うするだけではなく、例え代替わりはすれど、人間界のために死にたくないと願う1人の神を描いています。
 
素晴らしい展開であり、そして夜トの成長を促す物語として見事に昇華されています。
 
ラスト、想像はしてましたがやはり代替わりしてしまう恵比寿神。
 
ニュー恵比寿神を連れて、馴染みの食堂で食べる夜トがとても愛おしく思えました。
 
山陰の名勝が登場しました
後半、恵比寿神が冥府イザナミのところへ行くのですが、そこで登場する場面は島根県松江市揖屋町の「黄泉坂」です。
 
黄泉坂は、知る人ぞ知る「あの世」に通じる入り口があるところとして有名です。
 
JR揖屋駅のところや、黄泉坂の近くの風景(といっても田んぼばっかりですが)が登場し、思わず興奮してしまいました。
 
恵比寿神が代替わりする神社のシーンでは、美保関神社も登場し、思わず一時停止ボタンを押して妻に教えてあげました。
 
恐らく妻は、いい年してなに騒いでるのって思ったでしょうが(^^ゞ
 
イザナミのように、日本古来の神話も絡めてくるあたり、非常に良いセンスだなぁとまたまた感動した次第なのです。
 

まとめ

1期も良かったですが、2期の方がより面白くなっており、内容も濃いです。
 
ノラガミは個人的にもかなり好きな作品(けど原作は読んでない)でして、色々と書き綴りたいこともたくさんあるのですが、上手くまとめることができませんでした。
 
夜トの後ろに隠れている背景部分もかなり明らかになり、3期以降ではその話しが展開されることになるでしょう。
 
ものすごく楽しみです。