Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

自分は起業に向いているか

 
 
正直、どちらの言ってる事が正しいかは分かりません。
 
こればっかりは、結果で判断するしかないのですが、どちらの記事も経験則から導き出していますので、あくまでも参考にするぐらいしか手がない。
 
果たして自分は向いているのか
でも、自分が俗に言う「起業」には向いてないだろうというのは、感覚的に自覚しています。
 
たぶん、8割以上の確率で自分は起業家には向いておらず、どこかで雇われているのがベターな人間だと思ってます。
 
そう考えると、人生は残酷です。
 
雇われるしか能の無い人間にも関わらず、組織に身を置くことが苦痛でしょうがないのですから。
 
そんなヤツはどうやって生きていけばいいのかと。
 
多少寿命を縮めてでも、多少の精神的ダメージを被ってでも、鬱病になって多少の休養を余儀なくされても、会社勤めをして生きていけと言うのですから。。
 
世の個人事業主は全てストイックな人達か?
起業にも色んなタイプがあると思うんですよ。
 
したことないクセに、エラソーではありますが、それこそ意識高い系やらお花畑系やら、仕方無い系起業とかあるんじゃございません?
 
言ってみれば、うちの親父も中卒で東京のラーメン屋に働きに出て、こっちに帰ってきて和菓子屋で働きながらお金貯めて、そして自分の飲食店を開業させた起業家に違いないわけです。
 
親父がストイックだったかどうかと、今振り返ると、ある意味ではストイックだったかもしれませんが、それはどちらかというと仕方無しにそうせざるを得なかったという感じもします。
 
休みの日は、パチンコか釣りか麻雀で、店の日は淡々とお客さん相手に日々の仕事をこなしておりました。
 
要は生活のため、僕らのようなダメ息子達を食わせるため、飲食店を起業し営んでいたのであります。
 
ストイックと言うよりは、ある程度仕方無しという感じでもあります。
 
気軽に色んな人が色んな起業する社会にならないものか
もちろん、親父の起業ぶりを否定しているのではなく、どちらかというと僕は親父を見て育っていて、実家の飲食店を手伝いながら大学時代までを過ごしたため、世間の華やかな起業イメージを嘘っぽく思ってました。
 
上のリンク記事で想定している起業が、どの程度の起業を言ってるのかがわかりません。
 
食べるために仕方無く店開くのも起業家だろうし、寂れた商店街の店主達だって起業家だったはずですし、今までにない新サービスを始めて大当たりし、六本木ヒルズに事務所を構える起業家もいます。
 
僕は起業を甘く見るなって空気は、好きじゃありません。
 
ただ、今の日本社会は寛容ではないので、なかなか失敗が許されない感じはしますが、ちょっとやってみたらいいじゃん的なノリの起業がどんどん出てきたらいいなと思ってます。
 
起業とはこうあるべき論
起業とはこうあるべき、みたいなガチガチの戦略と戦術なんか無くても、普通に商売やってる人達って身の回りにたくさんいません?
 
少なくとも、起業してる人でもストイックじゃない人達とか、休日は何もしない人達とか、たくさんいると思うんですよね。
 
もちろん、ちゃんと成功する事も大切かもしれませんが、何をもって成功とするかなんて人それぞれですし。
 
起業の目的、やり方、方向性全てにおいて、こうあるべきだ論を当てはめるのは、正直かたくるしいです。
 
うまく書けなかったけどまとめ
高尚な理念とか、緻密な計画とか、信念とか、折れない心とか、そんなの自分にあるわけないし、そのフィルターにかけられたら、間違いなく起業禁止に属する人間です、僕は(^^ゞ
 
そして、間違いなく怠け者で、起業に向いてないタイプです。
 
けど、サラリーマンが嫌なので、それ以外のこと、つまり起業っぽいものをなんかやってみるしかないかなと思ってます。
 
仕方無い系の起業ですよね。
 
それでダメだったら、次のこと考えようと思ってます。
 
こんなユルい人間もOKな社会になっていくといいなと願ってます。