Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

電通に代表される企業の空気感

自分は、電通に勤めた事もありませんし、知り合いがいるわけでもありませんし、取引をしたこともありません。
 
なので、電通という会社がどのような雰囲気であったかは知るよしもないのですが、ある情報を元ネタに勝手に想像しています。
 
その元ネタとは、小学館の週刊スピリッツで1980年代から連載が続いている「気まぐれコンセプト」。
 
白クマ広告社という架空の広告代理店が登場し、その時代のカルチャーや風俗の話しを絡めて面白おかしく描く4コマ漫画です。
 
架空の広告代理店とはいうものの、実際は電通だったか博報堂だったかがモデルになっていて、マンガでネタにされている事は現実にあるようなことを匂わせています。
 
特に、白クマ広告社の飲み会とか、クライアントの接待とかは、かなりお下劣。
 
素っ裸宴会芸は当たり前ですが、「上司やクライアントのイチモツを咥える時はサランラップを捲いておくといいぞ」と、先輩が新人社員に教えるオチとか、本当にこんな事やってんの?という話しが満載です。
 
ここから想像するに、完全に体育会系の悪ノリ空気で支配されている匂いがプンプンします。
 
ただ、多かれ少なかれ、電通のような広告代理店に限らず他の企業も、当時はそんな感じだったんだろうなとは思いますが。
 
たぶん、最近は色々とうるさくなってきてますので、宴会芸含めてそういうのを強制される事は少なくなってるのでしょう。
 
確かに、仕事も遊びも快楽もとことん追求するサラリーマン達の悲哀は、マンガを通して面白く読めるのですが、これが現実に自分が勤める会社の話しだったら、僕はすぐにドロップアウトしちゃったんじゃないかなぁと思います。
 
上司が、新入社員に暴言吐いて月100時間以上の残業させたとしても、その上司にすれば、普段のノリの一貫に過ぎないのかもしれません。
 
だとしたらタチが悪く、いくら労働基準監督署が立ち入りしても、根っこの部分は改善されないんじゃないかなと。
 
そこで勤める社員達に自覚がないですからね。
 
気まぐれコンセプト」で描かれるハチャメチャが許されてた時代は終わったのに、それを認めたくない人達が一流企業にも多くいるってことかもしれないですね。