Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ゴールデンタイム

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25話ぐらいまであったんですが、内容的にそこまで引っ張るほどでもなかったんじゃないかというのが正直な感想。
 
ストーリーは、高校卒業時に事故に遭いそれまでの記憶を失った多田万里が東京の大学へ進学、そこで柳澤光央と出会い友達になるところからスタート。
 
しかし、柳澤の彼女である加賀香子も彼を追いかける形で大学に入学しており、そこで多田万里と出会う。
 
また、それ以外にもサークルの先輩である林田奈々(通称リンダ先輩)や同級生の岡千波なども加わり、そこそこ楽しいキャンパスライフが始まるのでありました。
 
最初、加賀香子は光央と離れたくないため常に彼の前に出没するのですが、そんな彼女が嫌になっていた光央はそのたびに邪険にしていました。
 
そんな香子を微笑ましく思っていた多田万里は、いつしか彼女に惹かれるようになり、ついには香子も光央をあきらめて万里と付き合うようになります。
 
が、実は多田万里が記憶をなくす前に好きだったのがリンダ先輩だったということがわかり、話しは彼の過去に遡るものとなっていくのでした。
 
全体的に、女子が好きそうな雰囲気のラブコメって印象。
 
サークルが「お祭り研究会」っていうのも、らしさを狙ってる感じがしますし。
 
ヒロインである加賀香子、個人的にはけっこう好きで可愛らしいなぁと思って見てました。
 
ただ、万里とケンカするシーンが何度かありますが、割と唐突にお互いが罵り合うところは、ちょっとイメージが違うというか脚本に無理がある気もします。
 
万里が記憶喪失であることは、すぐには視聴者にわからない描き方で、途中でいきなりその苦しみも含めて披露されていますが、これはちょっと失敗かなぁと。
 
加賀香子があっさりと光央から万里へ乗り換えた印象も強く、それはやはり、加賀香子の掘り下げ方がイントロ部分で少なすぎるからだと思うのです。
 
あと、多田万里の設定もやや広げすぎであった感がします。
 
幽霊?多田万里も登場し、彼と入れ替わったり、頭の中で登場したりとやりたい放題。
 
記憶が急に戻ったり、今の記憶が今度は消えたりするのも、ややご都合主義過ぎやしませんか?
 
多田万里が単なる記憶喪失者なのか、二重人格者なのかすら見ていてわからなくなり、このあたりも物語を薄口にしてしまっています。
 
主要キャラ以外の描き方が雑、というのはこの作品に限りませんが、もう少しなんとかならんかったかなぁと。
 
サークル活動風景なんか、見ていてちょっと痛々しい。
 
僕が思うに、幽霊万里をもう少ししっかり設定すれば、物語に筋が通った雰囲気になったのにと思うのですよ。
 
なんてったって、幽霊万里だけが記憶喪失前の事も、大学時代のことも全て把握している立場にいるわけで、そういった意味では幽霊万里は「神」の立ち位置なわけです。
 
にもかかわらず、「神」そぞんざいに扱ってしまったため、全体的に今ひとつ足りないアニメになったんじゃないかなぁと想像します。
 
ラストは、まあ色々あるでしょうが、ああするしかなかったんじゃないかなという感想。
 
もちろんこれも原作は未読です。