Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

別に農協を擁護するつもりじゃないけど

 

 
「農協が肥料や農薬を販売するのに、農家から手数料取るのはけしからん」という主旨だとすると、それってけっこうトンチンカンな事で小泉氏が怒っていることになると思うのですが。。
 
農家からというよりは、農協は組合員から手数料を取っているのであって、組合員は協同組合の参画者であり、その中で組合を運営をするために必要だと認められた事をやってるに過ぎない気がするんですけど、どうなんでしょう?
 
仮に、農協は手数料を農家から取るなとなった場合、どうやって農協は組合員の庭先へ肥料や農薬を配達する人件費等を捻出するのでしょうか?
 
物が動く、流通があるというのは、当然無料ではなくお金が発生する話しであり、一般的な経済の話しであれば当たり前の事だと思うのです。
 
もしそれで、農協は金融で儲かってるから資材の手数料取らなくてもいいじゃないか、という論法が出るとそれはそれで本末転倒となります。
 
農協問題で言われているのが、金融と営農事業の分離ですから。
 
本来、農協は農業分野でしっかり運営をしてくべきなのに、貯金や共済で潤っているのはどういうことだ?事業を分離せよ、というのが国の論法なので、となれば農業資材の販売で手数料を取るという行為は、その論法にかなったやり方だと思うのです。
 
それすらダメだとなれば、後は栽培指導で手数料を取るしかなくなりますが、実際のところ栽培指導で手数料発生させている農協ってどのくらいあるんですかね?
 
農協って補助事業の税金で儲かっているというイメージありますが、恐らく補助事業で事業主体になっても全然儲からないどころか、返ってやらない方が人件費や手間含めて良かったなんて話しだと想像します。
 
そのくらい、補助事業ってめんどくさいし、せいぜい赤字事業を少しでも補填できればというレベルなんですよね。
 
それと、昔は農協は組合員のために活動していたとよく言われますが、それって本当なんでしょうか?
 
思うに、理由の一つは、昔は割とゆるい時代だったので、農家のところで指導した後、明るいうちから酒一緒に飲んだりとか、作付品種ごとに部会作って集めた会費で宴会したり旅行したりとか、けっこう和気あいあいとやってた空気もあったと思うのです。
 
それが、時代も変わりあんまり迂闊なことや、今まで良かれと思ってたことができなくなったのも原因じゃないかなぁと思ってます。
 
そこは、どちらかというと組合員や農家の方が昔の意識のままなので、以前の様に馴れ合いが難しくなったという状況を理解できてないところに錯覚が生じている気がします。
 
あと、食管法があった時は、農産物は農協を通してしか売れませんでしたし、農協の組合員に脱退の自由はありませんでした。
 
食管法が無くなると同時に、組合員は農協を自由に脱退できるようになり、農産物も農協経由しなくても販売できる時代となりました。
 
なので、昔は組合員のために農協があったとういのは、そういう意味での存在だったに過ぎないのではと想像します。
 
農協が昔は農家のために活動していた、というのは一つの幻想に過ぎないんじゃないかなぁと。
 
今述べたように、農協の組合員はいつでも脱退できるのだから、必要ないと思えば出資解約して組合を脱退してしまえば良いだけのことです。
 
そう考えると、資材の手数料云々って不満があるのなら、そのように行動すれば良いだけでは?と単純に思うんですけどね。
 
僕には、都合が良い時は農協を利用しておいて、都合が悪くなると農協叩きをする組合員や農家の影がちらついてしょうがないんですが(^^ゞ
 
今は資材の手数料で叩かれているようですが、これが今度は農産物を販売する手数料もけしからんとなったら、農協組織そのものの存在がけしからんと言ってるのと同じで、暗喩的に小泉氏は農協は無くなっても良いと言ってるのと同じなんですよね。
 
そういうことなら、堂々と潰しにかかった方がスッキリしてわかりやすいんですけど。