Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

水泳の飛び込みを禁止するのではなく

水泳や飛び込みの経験の必要性
起こってしまった事故については、大変不幸なことだと思います。
 
 
 
人間ピラミッドが学校教育に必要かと言われると、個人的にはその必要性が今ひとつわかんないので、それで怪我人が出るんだったらやめればいいと思ってます。
 
けど、水泳とかそこに付随する飛び込み技術とかは、ある程度、学校の授業で教えておくという機会はあっても良いかなぁと。
 
必要条件ではないですが、十分条件という意味において、生きていく上でどういう場面や状況に出くわすかわかりません。
 
自分じゃなくても、自分の子供がプールや川で飛び込みしたりする事だってあるわけですから、そうした場合に親が知識や経験を持っているというのは、けっこう大事なんじゃないかなと思います。
 
学校で教えるのは不要?
けど、どうしてもこうした事故が起きると、上のリンク先の記事でも懸念されているように「臭い物には蓋をしろ」的な空気になって、学校で水泳飛び込みをさせるなっていう論調ができてきます。
 
学校で禁止するのは誰のためかっていうと、責任を取りたくない学校関係者や行政のためであって、決して生徒達の事を思っての話しではないんですよね。
 
面倒なことから逃れればそれで良いという発想は、いずれそのツケが全体に返ってくると思うのですが。
 
飛び込み指導ができる教諭の研修体制を作ったりだとか、それが無理なら各地域にあるスイミング教室関係者に依頼するだとか、もっと前向きにこの事故を捉えて行動するのが、未来的発想じゃないかなぁと。
 
学者的見地と現場経験者の考え方
それとは少し話しが逸れますが、この事故に関する別記事は上の記事とは、飛び込み方法について真逆の話しをしています。
 
2つの記事を読み比べてみて思うのは、現場を知っている人とそうでない人の差がやっぱりあるなぁってことですかね。
 
説得力があるのは、やはり最初の記事で、指導経験含めてなるほどなぁって納得。
 
かたや、下の方の記事は頭の中の想像で書かれている印象が否めず、やはりその筋を経験した人じゃないとわからない事ってあるもんだなと思いました。
 
プールの構造上の問題などは、確かにそういう面もあるかもしれないと思いましたが、改修費用の問題も発生しますので、やはり教える側の体制や考え方を変えていく方が現実的かもしれません。
 
まあ、僕自身も想像や机上の論だけで書いてないか、と問われると否定できない部分もありますので人のこと言えませんが(^^ゞ