Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ましろ色シンフォニー

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原作がゲームということで、いつものことながら全くそのあたりは知識がありません。
 
別に原作が何であろうと、面白いアニメは存在するのでそこは気にしてなかったですが、この作品に関してはゲームの域を出てなかったという感想ですかね。
 
とことん性格の良い男性主人公と、それを取り巻く女の子達の恋愛事情物語です。
 
そこまでハーレム感がある印象はなかったので、その点に関しては他のアニメとは少し違う印象は受けました。
 
ただし、主人公が複数の女の子から思いを寄せられるという状況は、この作品も一緒ですが。
 
もともと、有名お嬢様女子校が経営難に陥り、近くの共学学校との統合を目指してそこの生徒を試験的に受け入れるという設定で物語がスタートしてますので、学園内で男子少数に対し女子多数が絡む風景は、必然的に納得できるものではあります。
 
主人公と学園長の娘である愛理がひっつくのか?と思わせる前半が、全てなかったことになる後半の展開。
 
一緒にお風呂に入った仲なのに、なぜか後半から彼女の影が薄くなります。
 
で、今度はアンジェの主人公に対する片思いへと急展開。
 
でも結局最後は、メインヒロインである「みう先輩」と両想いになる主人公でありました、という感じなんだけど、このあたりが要はゲームの域を出ていない、物語としては非常に底の浅いものになってしまっているわけです。
 
愛理が、なぜあれほど、独立闊歩で生きていこうとかたくななのかの背景も伝わってきませんでしたし、全体的に付け焼き刃な展開という感想。
 
前半と後半で全く違う展開であることなど、見てて自分の中で落としどころが見つけられず、かなり消化不良でありました。
 
世間的には評価が高い作品みたいですが、僕にはそれほど響きませんでしたね。