天皇のお言葉を聞いて
色々と感銘を受けている人も多く、僕もそこは同じように感じ入ったところです。
で、雑感でありますが、、天皇さんに限らず皇室の方々が喋る時って、常にゆっくり丁寧に話されますよね。
あれって凄いなと以前から思ってました。
時間をかけてひと言ひと言ずつお話される感じが、なんというか、僕らのような一般人にはなかなか出来ないなと。
しかも、それが全然嫌味たらしくないし、こちらをイライラさせることもありません。
プライベートで喋ってもらえる機会なんて絶対ないので、普段もあんな感じなのかが永遠に謎で気になります。
あと、原稿を読んでいても噛むことがないので、こちらも安心して聞いていられたりとか。
まあ、感極まってという事なのかもしれないですが、そう捉えてしまうと、国政に天皇は関与できないけど今の自分の気持ちを分かって欲しいという、今回の行為そのものが歪められたものとなり、しいては、天皇が国政に関与する発言をした事について審議しますとなりかねません。
あくまで天皇が自分の気持ちを表明しただけだと、国民である僕らは受け止めてあげた方が良いと思います。
まあ、これから、政治の方もこの件に関しては色々と動きがあるのでしょうが、今回の天皇の表明については、けっこう合理的な事を言ってるよなという感じがして、逆に法律が追いついてない時代遅れなものとなっているような気がしますね。
僕らの一般社会でも、高齢化問題とセットで考えられるのは、高齢化に伴う病気、寝たきり、痴呆症などがあるわけです。
今回、天皇が表明した部分で取り沙汰されたのが病気の部分でしたが、それはたまたまであって、もしかしたら寝たきりや痴呆症といった問題が発生する可能性もあるわけです。
いや、皇室に関しては最新医療チームが付くはずだから、そんな状況は発生しない?
であればいいですけど、現実には不可能ですよね、そういう問題を回避するのって。
高齢化問題とうい視点で考えると、天皇が表明された心情というのは全くもって当たり前に思うことであり、今のうちから何とかしなきゃならんのじゃないの?というのが率直な気持ちでしたね。
皇室にだって高齢化問題はあるんだという事を目に見える形で表してくれた、今回の表明放送だったと思います。