Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

フジ月9「ラブソング」の視聴率が悪いらしくあれこれ言われているが

福山雅治でもダメなのか?という関係者の落胆ぶりが目に浮かぶようです。
 
くろばこはこのドラマ、ほとんど見てません。
 
が、全く見てないかというと、そうでもない。
 
妻が録画したものを、僕はヘッドフォンした状態でギター練習しながらチラチラ横見してる感じですかね。
 
何となくですがストーリーはわかるし、福山雅治のギターの巧さやセンスも充分伝わります。
 
作曲するシーンとか音録りするシーンとか、実際に福山雅治がそういう風に普段からやってるんだろうなという雰囲気も出ていて、音楽好きの人間からすると興味津々なのですよね。
 
ただ、ネット上では、ヒロインが田舎っぽくでダメとか、暗いとかで散々な酷評のようです。
 
ちゃんと見てない自分が言うのもなんですが、あのヒロイン、僕はけっこう好きです。
 
彼女がギター持って歌うシーンとか、思わずTV画面を見入ってしまいますよ。
 
元々が女優ではなくシンガーなんだから、暗いとか田舎っぽいという批評は当たり前だと思うんですよね。
 
だって「歌い手さん」なんだもん。
 
こういっちゃなんだけど、容姿、スタイル抜群で陰鬱な部分が全くない人間はシンガーなんかやる必要もないし、やったとしても多分何も伝わらない。
 
何かが欠落しているから、シンガーという道を選んでいると思うのです。
 
僕はあのヒロインの歌い手独特の雰囲気というか、暗い感じだけどチャーミングさも持ち合わせているあのヒロインに心をわしづかみにされてます。
 
ハイセンスでおしゃれなヒロインがギター抱えて歌っていたって、どこにも魅力なんか感じないし、薄っぺらい感じになっちゃうんじゃないかな?
 
まあ、個人の好みの問題だからしょうがないんでしょうが、僕のように感じる人っていうのは少数派なのでしょう。
 
それと、ドラマで視聴率が獲れないと、キャスティングされた役者さんに責任があるみたいな記事多いですが、それってどうなんでしょうね。
 
もちろん、時と場合によっては役者が違ってたらなぁという作品もあるかもしれません。
 
けど、大部分は脚本でありストーリーであり演出の問題だと思うのです。
 
ネットが発達し、これだけ様々なコンテンツが溢れている世の中。
 
視聴者はどこかで本物の物語、ノンフィクションだけど嘘くさくない物語を求めているだけで、制作側がそのことをわかっていながらも、そういう作品が作れない今の業界のシステムに問題があるのではないでしょうかね。