いつものことながら、原作未読です。
通常の放送クールだとだいたい1~12話か13話までなんですが、これは何故か16話までありました。
らしいと書いたのは、くろばこは「涼宮ハルヒ」シリーズを全く知らないからです。
見るタイミングはあったのですが、なんとなく見ないまま今に至っています。
なので、くろばこの感想は涼宮シリーズを知らない人が見たらどうだったか、というものになります。
タイトルからして意味深ですが、全編に流れるのは日常の学校生活がメインで、この手に良く描かれる男女の淡い恋物語という感じですね。
そのような話しが、だいたい8話ぐらいまで続きます。
いったい何を消失するんだ?とじらされ感満載になるのですが、長門有稀ちゃんが交通事故に遭うところから話しがシリアス方法へ展開していくのです。
なるほど、涼宮シリーズを見ている人にとってみれば、そことの関連での面白さが出てくるというものでしょう。
その辺りは、確かに見ているこちらも胸がキュンとなりましたし、哀しさもありました。
で、その後、物語はまた日常の高校生活に戻り、いつものように楽しい仲間達と日々を送るのでした、ちゃんちゃん。
という感じ。
全編通してほぼ日常系が描かれ、交通事故以降、若干の展開はあるものの大きな盛り上がりもなく、そこも割と淡々と描かれているので、見終わってから「これで終わり?」みたいな感想でしたね。
涼宮シリーズを知っている人は、長門有稀ちゃんの別物語が見られるので面白いのかもしれませんが、この作品だけしか知らない僕からすると、う~ん、また見たいとは思わないなぁという感じです。
まあ、こればっかりはしょうがないですかね。
あと、むやみやたらにサブキャラも登場するのですが、物語に深い影響を与えそうで何もないという感じも、ちょっと観ていてがっかり。
そこもスピンオフだからということでしょうか。