広報紙掲載のクロスワードパズルにクレームを入れる客
うちの会社で作成している広報紙があります。
くろばこが統括する部署は、その広報紙作成も担当しているのですが、その紙面のコーナーでクロスワードパズルを掲載しています。
その答えを葉書で応募してくれた人の中から抽選で、粗品をプレゼントする形式となっていて、まあ、割と送ってくれる人がいるんですよね。
ありがたいことなんですが、若干めんどくさい人もたまにおられます。
今回、支店が取り次いでこっちに電話がかかってきたのが、言葉の使い方に関するもの。
クロスワードの横のカギとして、次のようなヒントが書いてありました。
「お坊さんの作業着、それ以外の人も普段着として着ることがある」
3文字の言葉が入るようになっています。
電話をしてきたお客さんはこのどこにクレームをつけたのかというと、「それ以外」という言葉の使い方です。
以下、そのお客さんが言っていたことです。
『「それ以外」の「以」という文字は、「もって」という意味で小学生でも習うやつでしょ。つまりそれも含めてという意味になるから、ここでの使い方はおかしい。「お坊さんをを除いた」とかの方が書き方として正しい。」』
僕は、その話しを電話で聞いていて、どこがおかしいのか理解できませんでした。
「お坊さんも含めて、他の人達も着ることがある」=「お坊さん以外の人」、、、合ってるじゃん。
一応かる~く、意味として合ってるので使い方に問題ないように思いますが、と言ってみましたが、こちらの言うことには耳を貸そうとしません。
ま、クレーム相手には基本どんなささいな事も反論してはいけないのがセオリーなので、それ以上はこちらも何も言いませんでしたけど。
てめぇは、ただ自分の知識を自慢したいだけで電話してるのか?
というか、この手の人ってコミュニケーションが成立しないタイプなんで、どんなに色んな資料や証拠を示したところで、自分の考えが正しいと思っていて聞く耳を持っていません。
長引かせるだけ時間の無駄です。
そのお客様は、支店の女性が僕へ電話を繋ぐ時に「お疲れ様です」と言った事にも、『「それは本来目上の人に使う言葉じゃない、正しくは「ご苦労様」だ』と文句つけたらしいです。
一応、僕は管理職なので、そこは間違っちゃいないけど、なんだかねぇって感じです。
ヒマなんだろうなぁ。
その人にとっては多分、こだわらなくてはならない事なんでしょうけど、あそこまで粘着質になるとただ関わりたくない人でしかありません。
ちなみにクロスワードの正解は、たぶん「作務衣(さむえ)」です。