ひたすら本を読み漁りたい欲求
職場の机に向かっている時に、よくふと思う。
本を読み漁りたい。
僕は、他の読書通とされる人からすれば非常にライトな読書家だとは思う。
年間で読む本の数はせいぜい20冊ぐらいだろう。
多くても30~40冊。
本を読む時間は、朝起きてトイレで大をしながら新聞に目を通した後に本を読む。
時間にして多分10分から15分ぐらい。
わずかな時間なのでそれほどのページ数は消化できないが、朝のトイレはほぼ毎日なので自動的に慣習化されている。
それでも世の中には、もの凄い量の本を読んでいる人が大勢いるわけで、そういう人達に較べたら自分は足元にも及ばない。
でも、書店に行く度に新しく山積みされる新刊本や、様々な本がずらっと並ぶ棚の光景を思い浮かべると、自分が読んだ事の無い本が世の中にはまだまだたくさんあり、しかも、自分が死ぬまでに全ての本を読む事は不可能なのだと落胆してしまう。
なんせ、今では年間8万点以上の新刊書籍が発行されてるのだから。
これについては、毎日10冊読んだって追いつけないわけで、例えどんなヘヴィ読書家であっても読み尽くすことは不可能だろう。
だからこそ、少しでもいいから本をどんどん読みたいと思う欲求が湧くのだが、もし会社を辞めて自由な時間が増えたら読書する時間も増えるのだろうか?という疑問もちらほら。
本当に本が読みたいのなら、ゲームやTV観る時間をそれに当てれば良いのだから。
そう出来ないのが、自分がライトな読書家である大きな理由ともいえるが。
ただ、本だけ読んでろと言われれば、ひたすら読む事ができるのも確かである。
あらゆる本をひたすら読みあさって日々を過ごせたら、それはそれで幸せなんだけどと最近ずっと思っている。