Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

本当に何も無い自分

今まで塾に通ったことがない。
 
なので習い事もしたことがなく、実はソロバンや暗算が得意ですとか、英会話いけますとか、字が綺麗ですとか、要はそういうモノは何一つない。
 
別にそれで親を恨んでいるとかではない。
 
当時は習い事なんて行きたくなかったし、習い事しなくても英会話を会得したり、字を綺麗に書く練習は自分でやろうと思えばできる。
 
この記事のテーマは、自分は本当に何も経験が無いということについてである。
 
例えば誰かが、自分は今まで何もしてこなかったような事を言っていたとしても、「実は学生時代に1ヶ月ほど海外でホームスティしたことがあるんだけど」、とサラッと言われたりした経験はないだろうか。
 
その時の僕のガッカリ感といったら。。
 
自分と同じ穴のムジナかと思っていたのに、同胞だと思っていたのに、、例え1ヶ月でも海外暮らしをしたことがあるというのは、それが無い自分からすると経験値に雲泥の差があるように思う。
 
僕は、最初に書いたように習い事をした経験もなければ、卒論を頑張った経験もない、独り暮らしをした経験もない(同棲はある)、サラリー以外でお金を稼いた経験もない(Amazonマーケットプレイスの出品で小銭を得ることはある)という具合で、何かの特技を持っているわけでもなく、コードが書けるわけでもなく、本当に平々凡々な人間なのである。
 
ビジネス本や自己啓発本を読んでいても思うのは、それを書いている人達は、やっぱり特別な何かがあって、本当に何もない自分とは違うんだよなということ。
 
確かに自分は結婚しているし、多少の貯金だってあるし、住む所もあって仕事もしていて、生活そのものに苦労しているというわけではない。
 
上手く表現できないが、それでも「何もない」のだ。
 
他人と話をしていて、他人の色んなブログを読んでいて、そして思う。
 
なんだかんだいって、みんな色んな事を経験していて、色んなスキルを持っているんだなと。
 
そういう経験をしようと思えば、自分もできたはずなのに選択してこなかった。
 
それは自分自身のせいだし、わかりやすく言ってしまえば後悔という言葉になる。
 
結局はそういう話しになっちゃうんだよね。