Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

心の狭い人間ですよ

自分は心の狭い偏狭な人間であると、ある程度は自覚している。
 
それでも、他人からは好かれていたい、嫌われたくないと願ってしまうどうしようもない野郎でもあるのだが。
 
自分は食べる事が好きで、料理とかもよくするのだが、それ以上に色々なお店に出かけて食事をしたり呑んだりすることが楽しみの一つだったりする。
 
大人同士でゆっくりとしたい雰囲気のいいお店、落ち着ける場所を発見するのも嬉しい。
 
で、せっかくそういうお店を見つけたと思ったら、小さな子どもを連れた家族が入店してきて、案の定、食事に飽きた子どもが騒ぎ出したり泣き出したりしてブルーになるパターンが最近けっこうある。
 
なんでこういうお店に、騒ぎ出すのがわかっている子ども連れてくるんだ!?って、すぐにイラッとしてしまう。
 
ほとんどは僕は妻と一緒にで出かけるので、そういう場面に出くわすと小声で「子連れでこういうお店に来ないで欲しいよね。」と言うと、妻は「あの家族だって外で食事したいでしょ。しょうがないよ。」
 
と大人な対応をする。
 
それでも納得いかない僕は、「じゃあ、ファミレスとか行けばいいのに。何もこんな落ち着いた雰囲気のお店に子連れで来ることないじゃん。」と反論してみる。
 
そうすると妻は「どういうお店に行こうが自由だし、このお店に是非とも来てみたいと思っていたんじゃないの?」と正論を言う。
 
が、僕も意地になって「俺がガキの頃なんか、こんなオシャレなお店に連れて行ってもらったことなんかないぞ。せいぜい、やよいデパート(松江市近辺の4~50代の人しかわからない)の最上階レストランだったのに。こういうお店は自分で稼いだカネで来るもんだ。」と、ほぼ老害的な主張をするも、完全に妻に論破されてしまっている。
 
確かにウチは子どもがいないから、子連れ夫婦の大変さは理解できていない。
 
子どもが出来たら、旅行や外食のような楽しみを我慢しろというのも酷だと思う。
 
それでもやっぱり、この場所だけは子どもの喧噪に邪魔されたくないというところがあるのだ。
 
ここは子どもが来る所じゃねぇ、すっこんでろ!と言いたくなる雰囲気の店は確かにあるし、そこでくつろぎたいというオヤジ達も確かに存在するのだ。
 
喫煙者は年々肩身の狭い思いを強いられ、それでもルールとマナーを守りながら喫煙するスペースを探しそこでくつろいでいる。
 
そこは喫煙者達の場所なので、もちろん子どもがそこに入っていく状況は実際には無いわけだが、心情的にはその喫煙者達が泣く泣く追いやられている時の気持ちと一緒になる。
 
どこでもかしこでも子どもを連れて行こうとするバカ親どもが多くて、正直もう少し空気読めよと思ってしまうのであった。
 
もちろん、こんなこと書いても正論はそのバカ親どもにあり、こちらに勝ち目ば無いこともわかっているが。