Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

退職の話しをするタイミングで悩む

どのタイミングで、最初は誰に退職の事を切り出そうか悩んでいる。
 
9月のシルバーウィーク明け、本当に体調が悪く喘息も出ていた事もあったが、本当にあっさりと降参して休んでしまった。
 
1週間超の大型連休となってしまったわけだが、自分の中でもうどうしようもないなという感じになり、嫁にも仕事辞めようかと思っていることを告げた。
 
嫁は前から分かっていたこともあり、早く辞めた方がいいと言ってくれた。
 
となると、職場での手続きだが、うちはなかなか辞めさせてくれない。
 
しかも管理職となると、それはかなりハードルが高い。
 
職制上、僕の直属の上司は部長となるので、本筋であればまずはそこへ退職願いを出し面談をすることになるが、僕はこの組織内で割と独特の立場にある。
 
組織のトップと直接やり取りを行ったりしており、トップと自分2人だけで出張とか、トップのスケジュール管理やら飲み会場までの送迎とか、アフター呑みの人選段取り及び一緒に呑むといった半分秘書に近いところで仕事をしているのだ。
 
そういう意味でトップから信頼なり一目置かれているということも自覚している。
 
そんなに良い待遇?環境?立ち位置なら、別に辞めなくてもいいじゃんと思われるかもしれない。
 
でも、毎日の仕事、これから先の仕事全てに興味が持てなくなり、モチベーションも無い状況がとてつもなくしんどい。
 
仕事の大半、大部分を占めるのは、ざっくり言ってしまうと対人間関係に尽きると思う。
 
独りでは決して業務を遂行することはできない。
 
さて、その業務に対するモチベーションが全く無いとなるとどうなるか?
 
それは、職場内の対人間関係も自分にとってハードになる、もしくは避けるべきものになってくるということだ。
 
仕事で業務をなんとか遂行し結果を出そうと思うからこそ、関係者に対し、時には提案したり、時には頭を下げたり、時には喧嘩をしたり、時にはお世辞を言ってみたりしながら、様々に面倒なことをクリアしていける。
 
仕事に対するモチベーションを失うということは、そうした人間関係に対処するためのエネルギーも無いということになり、結果、誰からの電話もかかって欲しくない、面倒なトラブルを持ち込んで欲しくない、会議も出たくない、職場で会話もしたくない状況に陥ってしまう。
 
僕は今の職場にきて10年になるが、未だに組織や風土に馴染めていないと感じている。
 
親しくなった人、親切にしてもらう人もそれなりにいるが、やっぱり自分は浮いているなとずっと思っている。
 
だから、こんな状況に陥った時に踏ん張りが効かない。
 
おっと、話しが逸れてしまった。
 
退職する件を最初に誰に言うかで悩んでいるのだった。
 
要は、部長を跳び越えてトップに話すべきか、手順通り部長から攻略するべきかということなんだが。
 
どちらにしろ、壁は高い。
 
イヤだから辞めたいぐらいの理由じゃ、看破できないだろう。