最近見終わった。
安定した面白さは前回同様。
狡噛が登場するのかなと期待したけど、常守監視官の妄想内だけであったww
まあ、狡噛登場させたら、それはそれで陳腐でどこかで見たような内容になってしまうかもしれないから、登場しなくて良かったのかも。
ラストはまだ続編がありそうな雰囲気だったし、またどこかでやってくれるのではという期待感。
もしかたしら続きは劇場版でというイヤらしいパターンか?
しかし、シビュラシステムは新しい概念を取り入れることになったとはいえ、結局は破壊されることもなく継続していくという終わり方は、前作の事もあったので想定はしていたが、どう着地点を決めるのだろうか心配してしまう。
システムと人間社会、個人、集団の在り方、管理に対する様々な疑問や問題は、結局常守監視官の言う「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私たちは正しく生きなければならない。」という至極まっとう且つ難しい基本に立ち返りなさいというオチになる。
「正しく生きる」という行動がいかに人間にとって難しいか、何故難しいのかをこのサイコパスという作品は描こうとしているのかもしれない。
正しく生きなさい、人間としての原理原則を行動の核としなさい、というのはあの有名な7つの習慣に書かれている。
あの本に書かれていることは、非常に単純で且つシンプルなのに、それが実践できない人間の何と多いことか。
正しく生きるというのは、本当に難しいことなのだろう。