Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

上役に振り回されるのが今の仕事

僕の職場は300人足らずの組織ですが、割とお堅い古い体質の職場です。

僕自身は課長職を拝命していて、機構上は部長が上司にあたるはずなのですが、実際はそうでなく、役員直属に近い形で仕事をしています。

しかも、その役員は組織のトップでして、いわゆるボス。

このボスが僕が現在所属する部署を起ち上げた事もあり、業務的にどうしてもそうなってしまうようです。

このボス、決して悪い人物ではなく、それなりに高い理想や思いを持っている人なんですが、組織のトップに収まるだいたいの人間に当てはまるように、クセというかアクが強い。

気に入らない案件については役員室で大声で怒鳴り散らすし、こっちの都合にお構いなく無理難題を言ってくる。

それが実現できなければ、機嫌悪くなるし、物事が上手く運ばなかった時は決して自分が悪いとは思わない。

上手くいった事については、だいたいが自分自身の手柄になってるし、1週間前に決まっていた事でも、まるでそんな決め事無かったかのように卓袱台返ししてきます。

あと、過去の自慢話とか多いです。

他のエライ人と友達だとか、俺が予測した通りの情勢になったとか。。。

まあ、枚挙に暇がないのでありますが、要は良くも悪くもアクが強い人物なのです。

なので、大抵の人が役員室には近寄らない傾向にあり、できる限り距離を置く感じになっています。

しかし、僕に限って言えばそうでもなく、こちらから敵地へ攻め込まなければならない場面が多々あり、業務上どうあがいたってそこから逃げることはできません。

それと、僕自身は素直に喜べないことですが、妙にウマが合うところもあって、自然と僕がボスのお目付役を引き受けている状況になっています。

中途採用された僕を2年目から管理職に異例の抜擢をしたのもボスでしたから、向こうも僕を気に入るところがあったのでしょう。

今の部署に異動して約3年が経ち、それなりに自分もボスの無理難題に対応してきました。

でも、このボスに振り回されている状況、ボスの顔色ばかりを伺う毎日でホントに良いのだろうかという気持ちも大きいのです。

前にも書いた通り、人の顔色を伺ってこれまで生きてきた人生です。

自業自得とはいえ、これはこれで疲れるし、自分はどうしたいのか?がずっと抜け落ちています。

自分はこうしたい!っていうのがあれば、ボスの無理難題にも堂々と渡り合えるのでしょうが、それが無い故、まあ仕方く取り組む状況に追い込まれているわけです。

いざとなったら辞めてやる、という気持ちも持っていますが、辞めてからやりたいことあるの?というところでいつも思考がストップ(^^ゞ

我慢も仕事の内とは言いますが、これって後ろ向きの我慢だよなぁって。

愚痴っぽくなりましたが、今の気持ちの整理を付けるために書いてみた次第です。