Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

割と我慢出来てしまうタイプ

僕は、自分にとって好ましくない状況や、嫌だなと思うことでも我慢してその場の空気に合わせてしまいます。

もちろんストレスを感じますが、基本、他人からはいい人に見られたいと思ってしまうので、場の空気を壊さないように自分がなんとかしなきゃとなっちゃうのでしょう。

好きな事は好き、嫌いなことは嫌い、とはっきり言えない人間なのです。

このあたりは、あんまりB型っぽくないなぁと(^^ゞ

この性格が自分にとって重荷になっているのもわかっているし、行動を狭めているのも間違いないです。

こういう性格になった原因は、何となくわかっています。

幼い頃、母親の顔色ばかり伺っていたからだと思います。

ちなみに、母親とは血が繋がっておらず、産みの母親は僕が物心つく前にはいなかったようです。

多分、離婚したんだと思いますが、父親からはっきりとそれについて伝えられたことはありません。

家庭内では暗黙の了解みたいなものでした。

僕が小学校2年になったぐらいから、両親はラーメン屋を始めたのですが、夫婦二人の店で、それなりに忙しくしてました。

僕も、朝は店の掃除をしたりしてから学校に行き、夜は売上げの現金を数えたりして手伝いをすることが、当たり前の生活だったのです。

店はそれなりに繁盛していたようですが、母親にとってはそれなりにキツイ仕事だったようで、機嫌が悪い時が多く、僕ら(弟一人含む)はいつもビクビクしながら、朝から店の掃除をしていた覚えがあります。

当時、僕がいつも心の中で祈っていたのは「今日は、お母さんの機嫌が悪くありませんように」でした。

また当時、家が自営業を営んでいる同級生は少なく、僕の家庭や生活が他の友達と比べて何となく違うというのも気づいていました。

例えば、夕食は普通の家庭だと午後6~7時ぐらいなのに、うちは店が終わってから食べるので夜8時半頃だったこととか。

そんな状況もあって、僕は他人と違う事を隠すのが当たり前になりました。

単純に、友達と違う事が恥ずかしかったんでしょうね。

人の顔色を無意識に伺う性格や、他人に合わせる術を自然に身につけてしまったのが小学生の時だったのだろうと自己分析しています。

でも、別に、今の母親の事を恨んだり憎んだりはしていません。

どっちかというと、可哀想だなぁという感情が近いかも。

なんか、話しが逸れてしまったけど、そんなに我慢しなくてもいい自分になんとか変われないかなと思いながら書いたお話でした。