Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

子どもが欲しいと思ったことは…

僕が結婚している所帯持ちというのは、自己紹介でも書いています。

(しかもバツイチ)

最初の結婚の時も、今の結婚でもそうですが、子どもがいません。

積極的に、計画的に作ろうと思ったこともありません。

こういう言い方はいけないのかもしれませんが、デキちゃったら、それはそれで仕方のない事として受け入れるぐらいの感覚でしょうか。

少子化と言われていますが、僕の周りの友人や先輩、同僚で結婚している人は、ほぼ100%の確率で子どもがいます。

唯一、大学時代の後輩で「自分達夫婦は子どもを作らないって決めている」というのがありました。

「子どもを作らない」と決め事をするのも、それはそれで何があったんだろう?って不思議なんですが、僕の場合はそこまで極端じゃありません。

 

僕は基本的に子どもが嫌い、というより苦手です。

友人の子どもをカワイイなと思うことも確かにありますが、わがまま言ったりやんちゃ言ったりするのを見ると、やっぱりめんどくせぇなと感じます。

なので、子どもがいないこの気ままな生活で充分満足しているし、子どもができることでのデメリット、美味しいお店に食べに行けなくなるとか、旅行に行けなくなるとか、金がかかるといった不自由さを考えると無理に作らなくてもいいと思っちゃいます。

それに、自分の子どもが道を踏み外し、犯罪に手を染めてしまう可能性だってあるなと思うと、それを全て受け入れる覚悟もないよなぁって。

こんなこと書くと、起こるかわからない心配してもしょうがいないとか、そんな覚悟無くても親としてやっていけるとか言われるのでしょうけど。

でも、一番大きな理由は、先ほど書いたように「苦手」ってこと。

つまり、自分の子どもにどう接していいかわからない、接し方が想像がつかないのです。

子どもって結局、自分自身の鏡みたいなところがあって、何度か書いているように自分嫌いの僕にとって、とても受け入れにくい存在なのではと感じるのです。

ごく一般的には、人は物心ついた時から、自分や他人の両親とかを見ながら、自分もいずれは結婚して子どもを育てて、なんてことを当たり前のように頭に描くのだと思いますが、僕は子どもを持つ、育てるという事が今ひとつ自分の中で理解できないというか、ある種どこか遠い世界の話しのように感じていました。

ものすごく現実味のない話、それが自分が子どもを持つという感覚なのです。

けど、僕の地元は田舎でして、ご多分にもれず子どもを作らない夫婦に厳しいです。

自分の両親とも何度か口喧嘩になるし、嫁の実家でも露骨に言われたりしました。

ちなみに嫁の兄貴は、既に3人の子持ちです。

最近はあきらめたのか、態度には出さなくなりましたが…(^^ゞ

でも、子どもの事で両方の実家に足が向かなくなるのも事実で、今度はそれで文句言われたりもするのです。

職場でもそういう空気はありますね。

子ども育てて一人前の社会人という、ローカル独特の空気感といいましょうか。

一種のハラスメントだと思うんですが、ここでは子を持つ人間が絶対的正義ですからね♪

ここまで書いてあるとおわかりでしょうが、「子どもが欲しい」と思ったことは一度もありません。

嫁からは、あなたは子どもが苦手だって言うけど、実際に生まれたらかなり甘やかすタイプだよ、と言われています。

現実に子どもができてみたら、意外にすんなり受け入れるのかもしれませんね。