積み重ねをしてこなかった
僕には積み重ねたものがほとんどありません。
こと、仕事に関して言えば転職回数が多いため、ものすごく自分が薄っぺらに感じます。
転職が多いことそのものは、一回も転職経験が無い人に比べれば、色々な業種や会社を知っていることになるので、違うベクトルでの積み重ねはあるのかもしれません。
今回はそういう話しではなく、これまで自分が細かい積み重ねの努力を怠ってきたツケについてです。
積み重ねって、結局はそれが自分自身を形成するわけですよね。
何かトラブルや問題が生じた時、やる気が出なくなった時、しんどい時、そんな場面を乗り切れる人は結局は「自分」がある人だなぁと常々感じるのです。
僕のように辛いことが立ちはだかると、まず考えるのがそこから「逃げる」こと。
どこかに逃げ道や抜け穴が無いかを必死に探して、これまで生きてきたように思います。
若い時はそれで何とかなったんですが、年齢を重ねるごとに厳しくなってくるんですよね。
それが、今、ツケとなって自分に返ってきているものだと思っています。
どんな事であれ、コツコツを石垣を築きあげてきた人は、簡単には崩れないし見ていてすげぇなと羨ましく思うのであります。
「揺るぎない何か」とでも言いましょうかね。
ぶれない人間になりたいんですよ。
人から何か言われても、小馬鹿にされても、自分自身がぶれていなければ腹を立てることも傷つくこともないわけです。
40代半ばの今から、何かを積み重ねようとしている僕ですが、まずはその意志がぶれないようにしなくちゃなりませんね。