Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

「はだしのゲン」問題で思ったこと

松江市教育委員会が「はだしのゲン」を学校図書で閲覧制限した問題ですが、そろそろ沈静化しはじめた感もあります。

いわゆる、学校における「平和教育」の問題だと思いますが、僕が読んだのも小学生の頃でした。

当時、ものすごくグロいシーンもあるけど、戦争の悲惨さを伝える素晴らしい漫画だという紹介を、担任の先生がしたような記憶があります。

僕も少し読みましたが、死体にウジが湧いているシーンとかで「気持ち悪っ!!」と友達同士で騒いでいました。

その時、素直な疑問として、普段、学校では漫画を読むことは禁止されていたにも関わらず、何故「はだしのゲン」はOKなのかということでした。

手塚治虫の本すら駄目だった記憶があるんですけどね。

反戦教育、平和教育といった視点での、唯一の学校推薦漫画だったのだろうと想像しますが、「はだしゲン」だけは読ませても良いという線引きがどこにあるのか、未だに不可解であります。

当時はともかく、今では戦争に関する漫画はけっこうありますよね。

沈黙の艦隊とかジパングとか、歴史物だったらヒストリエとか。

こういうのを学校図書で読めるようにするのは、やっぱり駄目なんですかね?

はだしのゲン」に固執しなくてもいいと思うんですよね。

で、個人的にオススメしたいのはヨルムンガンド

武器商人と旅をする少年の話ですが、めっちゃおもろいし、深い。

でも、小学生には難しいか(^^ゞ