Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

どん底味わったって言っても…

藤圭子さんが亡くなったという関連記事で、歌手の華原朋美さんのこんな記事が出ていました。

華原 宇多田にエール…自身には「どん底味わったから輝ける」

 

別に華原さんの知り合いでも何でもないので、既出の記事等を信用するしかないのですが、恋人との失恋から薬物依存に陥り引退危機、そこからの見事な復活劇を見せてくれました。

彼女がどんぞこを味わったのは事実なのでしょう。

そこから復活したというのも事実でしょう。

でも、一連の流れを見ていると、単純に失恋して薬に走ってしまっただけのような気がしますが…こういう見方って心が狭すぎますかね?

価値観は人それぞれですので、人生のどん底がどういうものであるかも人それぞれです。

とはいえ、失恋薬物依存って、あまりに安直すぎません?

その安易な流れは触れずに、胸張って「人生のどん底味わったから輝ける」というのは、なんだかなぁという気がします。

もっと壮絶な経験をされて、本当に叩きのめされた人はたくさんいるはず。

そんな人達からすれば、たかが失恋、とまでは言いませんが、人生のどん底を味わったというのはどうかなと。

ま、想像の話しなんで、実際のところは知りません。

彼女の復活劇は確かに見事でしたが、そんなに美談とするような事でもないんじゃない?

っていうのが、上の記事見ての感想。

僕が宇多田ヒカルの立場だったら、そう言われてもって思っちゃいそう。

ちなみに、華原朋美氏のことが嫌いなわけじゃないです。