どん底味わったって言っても…
藤圭子さんが亡くなったという関連記事で、歌手の華原朋美さんのこんな記事が出ていました。
別に華原さんの知り合いでも何でもないので、既出の記事等を信用するしかないのですが、恋人との失恋から薬物依存に陥り引退危機、そこからの見事な復活劇を見せてくれました。
彼女がどんぞこを味わったのは事実なのでしょう。
そこから復活したというのも事実でしょう。
でも、一連の流れを見ていると、単純に失恋して薬に走ってしまっただけのような気がしますが…こういう見方って心が狭すぎますかね?
価値観は人それぞれですので、人生のどん底がどういうものであるかも人それぞれです。
とはいえ、失恋→薬物依存って、あまりに安直すぎません?
その安易な流れは触れずに、胸張って「人生のどん底味わったから輝ける」というのは、なんだかなぁという気がします。
もっと壮絶な経験をされて、本当に叩きのめされた人はたくさんいるはず。
そんな人達からすれば、たかが失恋、とまでは言いませんが、人生のどん底を味わったというのはどうかなと。
ま、想像の話しなんで、実際のところは知りません。
彼女の復活劇は確かに見事でしたが、そんなに美談とするような事でもないんじゃない?
っていうのが、上の記事見ての感想。
僕が宇多田ヒカルの立場だったら、そう言われてもって思っちゃいそう。
ちなみに、華原朋美氏のことが嫌いなわけじゃないです。