Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

Books

隻眼の少女/摩耶雄嵩

摩耶雄嵩氏の作品を読むのは、これが初です。 感想としては、正直驚いたという他はありません。 え?そこをひっくり返す?みたいな印象ですが、ある意味、これを超えるミステリー手法を考えるのは難しいだろうなぁと。 (後半ネタバレあり注意) あらすじ 二…

東京するめクラブ 地球のはぐれ方/村上春樹 吉本由美 都築響一

モヤさまの書籍版みたいな感じで、村上春樹氏を含めた隊員達がモヤッと感じる場所に実際に行ってみたという内容です。 タイトルからしてわかるように、非常にゆるい企画と内容になっており、分厚い本の割りにさくさくと読めます。 TVより先駆け? 名古屋のB…

その女アレックス/ピエール・ルメートル

凄い本を読んだなっていう感想。 海外のミステリー小説なんですが、ラストの展開に驚きでありました。 ネタバレありです。 未読の人はこの記事に限らず、絶対にネタバレする前に本を読んだ方が良いです。 そのぐらい後半の展開が面白い。 あらすじ アレック…

走ることについて語るときに僕の語ること /村上春樹

村上春樹は好きな作家であり、ほぼリアルタイムで読んでいる数少ない作家でもあります。 小説はもちろんですが、実はエッセイの方が好きかもしれません。 これもエッセイ本の一つですが、エッセイ本としては少しヘヴィな内容かもしれません。 どちらかという…

虐殺器官/伊藤計劃

バイオレンス系のお話かなとタイトルから勝手に想像していましたが、全然違っていました。 むしろそっち系とは180度反対の方を向いた小説かもしれません。 あらすじ 舞台は9.11テロ以降の架空の近未来世界。 テロ事件後、先進国は徹底的な管理体制を敷きテロ…

マルドゥック・スクランブル(The 1st Compres)完全版/冲方丁

攻殻機動隊の世界観に近いかなぁ、というのが読んでの第一印象。 冲方丁氏の本は今まで読んだことがなく、たまにTVとかに出てるのを見て知っているぐらいで、その時の感想は「スカしたやつだなぁ」って(^^ゞ ファンのみなさん、ごめんなさい。 アニメ「蒼穹…

人魚の眠る家/東野圭吾

ここ最近の東野圭吾作品は、事件を扱うミステリーものより、社会派ドラマのようなものが多くなったかなぁ、というのが個人的感想です。 この「人魚の眠る家」もまさにそうで、脳死問題がテーマとなっています。 あらすじ 播磨薫子は、夫である和昌と仮面夫婦…

感情は「5秒」で整えられる/鈴木雅幸

キャッチーなタイトルで、他のブログでも紹介されていたので、Kindle版を購入して読んでみました。 結論から言うと、得心する部分もけっこうありましたが、ただ、5秒で感情を整えるには、その段階まで経験値を積まないと不可能だよねっていうツッコミもでき…

火星の人/アンディー・ウィアー

最近読んだ本でのベスト1かな。 元々は、著者のアンディ・ウィアーが自信のウエブサイトで連載していたものを、まとめて読みたいという読者の要望によりKindleから最低価格99セントで出版、世界的なベストセラーとなった作品だそうです。 そして、「オデッ…

XーJAPAN伝説 PROJECT X編

本に著者名が無く、誰が書いたのかよくわからない本。 音楽的な話しはほとんどなく、どらかというと、芸能週刊誌目線の内容でがっくりでした。 書かれている大半は、YOSHIKIについて、次がTOSHIのこと、それ以外についてはほとんど記述がなく、PATAの名前な…

誰か-Somebody/宮部みゆき

読み終わった時は、なんだかふわっとした感だけだったのを覚えています。 非常に、淡々としている感じの小説とでも言いましょうか。 主人公の杉村三郎は、義父が創業者であり会長でもある今多コンツェルンの広報室に勤めています。 義父の娘と結婚した事によ…

イタリアものしり紀行/ 紅山雪夫

旅行する前に読むか、もしくは、旅行中の移動時に飛行機の中で読むと良かったのかもしれませんね。 筆者は、イタリア各都市の地形から歴史まで幅広く精通しているようで、非常に細かい情報をこの本を通して与えてくれます。 また、ちょっとした裏話的なコラ…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか/フィリップ・K・ディック

ご存じ、映画「ブレードランナー」の原作です。 核戦争により地上は汚染され、大半の地球人は火星へ脱出したものの、地球に残っている僅かな人間社会を描いた近未来を舞台としたSF小説。 過酷な火星の環境で作業に従事させるアンドロイドを人類は開発するの…

蒲生邸事件/宮部みゆき

大学受験に失敗した主人公の孝史が、予備校受験のため東京の平河町のとあるホテルで宿泊中、夜中に火災が発生し逃げ遅れるのだが、平田と名乗るタイムトラベルができる特殊能力を持った人物に時間移動によって助けられる。 しかし、タイムスリップした先は、…

最愛/真保裕一

「奇跡の人」を読んだ時に感じたのと同じ読後感でした。 「奇跡の人」では、物語途中から主人公の行動に肩入れができなくなり、後半は読んでいてイライラさせられ、そのせいかラスオチの驚きや感動も薄まってしまったのでありました。 この「最愛」について…

夜行観覧車/湊かなえ

代表作「告白」をすっ飛ばして、はじめて読んだ湊さんの作品がこれです。 彼女の作品は、どれも暗澹たる読後感が残るというのを噂で聞いていたので、それが今まで手を出さずにいた一因でもあるのですが。 ひばりヶ丘という、ある高級住宅街で起きた殺人事件…

奇跡の人/真保裕一

若干ネタバレ含みますので注意してください。 交通事故で失った記憶を取り戻そうとする、ある青年の物語、とだけ書くともの凄く感動的な小説なのだろうと思われますが、この作品に関しては半分しか当てはまりません。 確かに、タイトルも「奇跡の人」ですか…

自暴自伝/村上"ポンタ"秀一

村上ポンタ秀一の自伝本です。 普通、いわゆるアーティスト本となると、その人の事を好きな人しか手を出さないと思うのですが、この本は音楽に興味無い人でも、意外と楽しめる本じゃないでしょうか? なんせ、ポンタ氏がこれまで関わってきた人達がスゴイの…

イタリア田舎暮らし/有元葉子

非常に読みやすい本です。 ページ数もそんなに無いし、写真もありますので1時間もあれば読めてしまうでしょう。 僕もイタリアは二度ほど行きましたが、どちらもローマやフィレンツェなどの、いわゆる有名都市ばかりで、もちろんそれはそれで楽しかったのです…

火刑都市/島田荘司

初めて読んだ島田荘司の作品です。 チョイスとしては年代が若干古いものだったのですが、楽しく読めました。 主人公が、古地図や歴史が好きな刑事という設定で、作中で登場する東京各地の地名の由来とかの説明文が挿入されており面白かったです。 ある放火事…

ヴェネツィア暮し/矢島翠

自分には、ややお堅い感じの内容でした。 ですが、ヴェネツィアに暮らす人々の日常や空気感が伝わってきます。 どうしても、観光都市としての視点でヴェネツィアという都市を観てしまいますので、そこで暮らすということはどういうことか、実際に生活してみ…

老人と宇宙/ジョン・スコルジー

実は今までSF小説と呼ばれるものを読んだ事がなかった。 SF小説ってハヤカワ文庫で出てるヤツだろ?ぐらいのレベル。 いつか読んでみたいと思っていたけど、読もうと思うタイミングが掴めなかったのと、どれ読んでいいかわからなかったのであるが。 この「老…

木暮写真館/宮部みゆき

宮部みゆきにしては珍しい?人情派ストーリー。 僕自身が宮部みゆき作品全てに精通しているわけではないので、本当に珍しいのかは断言できない。 これまで読んできた中で、代表的なものはやっぱり「模倣犯」や「理由」の様な刑事事件がテーマとなっているも…

イタリア・奇蹟と神秘の旅/坂東真砂子

表紙がポップとは正反対の物々しい荘厳たる感じで、ライト級の読書家からするとちょっと及び腰になる印象があった。 事実、この本を購入(たぶんブックオフ)してから、実際に読み始めるまでけっこうな月日がかかっており、自分的にもやっと重い腰を上げて読…

イタリアから歩きだそう!/水沢透

自分がイタリアという国に惹かれる理由で、感覚的に一番近いかなと思う本。 といっても、自分自身はイタリアへは2回行っただけだが。 しかもローマ、フィレンツェのみ。 7~8日程度で個人旅行的な商品で行っているので、どうしても行けるところや場所の数も…

旅する力/沢木耕太郎

僕もやっぱり沢木耕太郎の「深夜特急」を夢中になって読んだ人間だ。 沢木耕太郎という書き手を知ったのもその本だった。 ノンフィクション系のルポで有名というのは後で知ったのだが、沢木氏の作品で僕がきちんと読破できるものは意外に少ない。 「深夜特急…

宇宙のはじまり/多田将

宇宙のことを考える事がとても好きだ。 宇宙に関するTV番組を観ているとワクワクし幸せを感じる。 もちろん、しっかりとBDレコーダーで録画もしている。 宇宙人はいるのか? 銀河系の中心はどうなっているんだろうか? 太陽だって地球だって、もちろん太陽系…

スナーク狩り/宮部みゆき

それぞれの人物がそれぞれのシーンで始まり、個々の思惑がお互いにリンクし合いラストへとなだれ込むスピード感は、一気に読ませてしまうチカラがある。 それにしても、物語の起点となる主人公女性の元彼がクソすぎる。 それ以外にも胸くそ悪くなるキャラが…

英雄の書/宮部みゆき

ここ最近は、宮部みゆきモノが読み物のメインとなっている。ミステリーやサスペンスものだけでなく、ファンタジー系もけっこうあるのだが、実はファンタジー系の小説って読んだ記憶がほとんどない。理由はたぶん、ファンタジーものは活字を追いかけるより、…

勝ち続ける意志力/梅原大吾

「勝ち続ける意志力」by梅原大吾をKindleで読みました。 勝ち続ける意志力 (小学館101新書) 作者: 梅原大吾 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2012/04/02 メディア: 新書 購入: 24人 クリック: 449回 この商品を含むブログ (64件) を見る 「変化を続けていれ…