日本人ジャーナリスト安田氏解放を英雄視するよりも
またまた出てきましたねぇ、自己責任論。
この手の問題が発生すると、最近はお約束のようにこういった議論が巻き起こるのですが、個人的には自己責任論という言葉は好きじゃないです。
すごく正論なんですよね。
でも、その正論を誰もが振りかざすことで、もの凄く生きにくい社会が形成されてしまうというか、逃げ場が無くなってしまうというか。。
正論という武器を安易に振り回すと、人は追い詰められてしまい、そこからまた負の連鎖が始まるような気がしてならないのですね。
なので、あんまり自己責任論的な話しは好きじゃない。
ただ今回、拘束されて解放された、しかも何らかの身代金支払いもあった模様という一連の流れは、全く褒められたものでなく、どちらかというと叱責されるべき行動です。
にも関わらず、解放され無事帰ってきたから英雄として扱うべき、なんてトンデモ論がメディア側から出てくるから炎上してしまう。
邦人が命を落とさずに帰還できたことは、喜んであげて良いと思うのですよ。
でも、それで英雄はおかしな話し。
自分の子供が家出したけど、3日後に無事に帰ってきたら親は喜ぶと同時に、心配かけるなと叱りますよね。
次元は違うけど、構図としてはそれと一緒なんじゃないでしょうか。
そこをきちんと叱れないメディアは、どこか頭がおかしい。
まあ、それはそれとして僕は、そこまで安田氏を責め立てるような気持ちにはならないんですけどね。
彼の思想的心情とか、僕とは相容れないところもありますが、色んな人がいる事を否定する必要はないし、ああいう人もいても別にかまわないです。
安田氏のようなことを僕ができるか、と言えば出来ないし、やろうという気概もない。
彼が本当に純粋なジャーナリズム精神に則って行動していたのかとか、そもそもジャーナリズムとはなんぞやみたいな事は、ここでは触れませんが。
自分が出来ないことをやっている人に対しては、僕は敬意を払うべきとまでは言わないまでも、あれこれ断罪すべきようなものでもないかな、というスタンスです。
同じように、紛争地域や危険地帯で難民のために支援活動をしている人がいて、その人達のような行動が僕にできるかと問われれば、やっぱり出来ないし、冷たいようですがそういう気持ちもない。
世の中、こんな僕みたいな人間ばかりだったら非常に困った世界になってしまうわけで、自分に出来ないこと、理解できないことをしてくれる人がいてくれて回っているみたいな感じ。
そう考えるとですね、本来、英雄視されるべきは、先ほど書いたように、恒常的に危険地帯などで支援活動をしている人達であり、その中にジャーナリストも含まれているに過ぎない、ということです。
だから、何の対策も取らずに危険地域へ出かけて、拘束され解放された安田氏を特別扱いする必要がどこにあるのか?となります。
彼がジャーナリストを名乗るのであれば、ジャーナリストとしての結果を出したかで彼の行動を評価すべきで、少なくとも現時点ではプラス評価されるところは見当たらないでしょう。
なので、英雄として扱えなんてのは、どいう頭の構造してたらそんな発想が出てくるのか?ってぐらい、おかしな意見。
ジャーナリストということで目立ってる部分もあろうかと思いますが、危険地帯で困っている人を助ける活動をしている人は恐らくたくさんいるんですよ。
そういう人達はリスク回避しながら、拘束されずに日々コツコツとやっていて、そういう人達を英雄として扱うべきでしょうと、僕は思います。
拘束されるという状況は、そういった地域では可能性は高いのでしょうが、あくまでそれは非常事態であり、そうならないよう注意しながら活動している人がたくさんいるはず、というところにメディアももう少し目を向けてあげたら良いのにと思います。
そうすれば、ああ、なんか身代金払って解放された日本人もそういえばいたな、ぐらいの感覚になるんじゃないですかね。
スカイリム(switch版)プレイ雑記1
ということで、前回記事で書いたようにスカイリム(switch版)のプレイ備忘録です。
オープニングの処刑シーンにびびってしまったくろばこですが、乱入したドラゴンのおかげでどさくさに紛れて脱出。
この時手伝ってくれたのがハトバルという奴で、彼のすすめでリバーウッドに行くことになります。
脱出の最中に、帝国兵を倒し装備を身ぐるみ剥いで自分の武器や防具を揃えたので、しばらくはそれで安心?
山の中でオオカミが出た時も、これで返り討ちにしてやりました。
種族は初心者でも扱いやすそうなノルド。
戦士タイプなので、武器は剣や斧がメインとなりますが、片手剣と両手剣の違いをあまり意識しておりませんでした。
ステータスの攻撃力の高さだけで判断して装備してて、片手剣の強いやつなかなか出てこないなと思ってた阿呆であります。
よくよく考えりゃ、片手剣の攻撃力が両手剣の半分ぐらいしかないのって、モンハンとか他のゲームやっていればわかる話しなのに(^_^;
ということで、今のところ両手剣のスキルばかりが上昇している状態。
リバーウッドに入って、まずはハトバルの親戚だったっけ?の家に行き、早速クエストを受注しました。
ホワイトランという街に行き、ドラゴンが出現したことをそこの首長に伝えるというクエ。
どうやらメインストーリーのクエみたいです。
それとは別に、リバーウッドの雑貨屋店主ルーカンから、「金の爪」が山賊に盗まれたので取り戻して欲しいというクエも受注。
当然、、、メインのクエはスルーして「金の爪」奪取に向かいます。
山賊達がいるというブリーク・フォール墓地へ向かって出発するのですが、近くまで行くものの入口がわからず周辺をウロウロ。
いつの間にやら「セクンダの口づけ」という場所に来てしまい、そこで見つけた巨人族。
うわぁ、進撃の巨人かよ!というほど大きくはなかったですが、追いかけられる恐怖はなかなかのものでした。
なんとか墓地に辿り着き、敵を倒しながら奥に進みましたが、すぐに重量がいっぱいになって困りました。
お金稼ぎのために、山賊から剥ぎ取った戦利品をできるだけ多く持って帰ろうとすると、どうしてもダンジョンの途中で引き返し一旦、村(リバーウッド)に帰ることになります。
なんだかんだで3回ぐらい往復しましたかね(^_^;
意外にこのダンジョンがけっこう深かったというのもありますけど。
後で分かったことですが、従者をゲットできるイベントやっておけば、2人で進めることができ、持ち物も従者に預けられたようです。
クリアするためには、難易度は低めですがパズル的要素もあったりして、それなりにやり応えがありました。
最後のボスキャラのところもでは、ひたすら逃げ回りながら何とか討伐。
ということで、金の爪奪取クエをクリアいたしました。
さあ、次のクエとも思いましたが、持ち物がいっぱいになって困る問題を先に解決すべきという結論に達し、従者ゲットとくろばこ家を買うをテーマに進めることといたしました。
以下は、遊んでいて気付いたところ。
・フィールドで人をみつけても、襲ってくる敵なのか、情報が得られる村人Aなのかの判断が最初わからなかった。慣れてくると、画面上部に表示されるコンパスに赤い点が表示されれば敵、そうでなければ、一応話しかけることが可能ってのがわかりました。
・魔法も武器と同じように、左右どちらかの手に装備して使うってことが理解できました。だから両手に武器や盾持ってると使えないってことで、そのあたりが若干めんどくさそうですが、実際はまだそんなに魔法使った事ありません。
・錬金で薬を色々と作りたいけど、適当にやると失敗ばかりしてしまいます。スキルの低さが問題なのかと思っていましたが、どうやら各材料の効果が違うモノ同士だと調合失敗するようです。
・フィールドで草花やキノコ、蝶などはゲットできるのですが、それ以外のアイテムが落ちていることがほとんどなく、どうやったら手に入るのか謎。店で買えってことかもしれないが、まだ貧乏なのでそれは避けたい。
・セリフの字幕を設定を変更することで表示することができた。
・「顔色が悪い」と村人達から言われていたのは、本当に病気にかかっていたようで、魔法画面の効果のところで赤字で症状が表示されていた。聖堂のタロス像?のところで直すことができました。
・一度倒した敵はずっとそこに放置?された状態で、ダンジョンで何度も戦わなくてすむのが良い。でも、一定時間が経過すると復活するらしく、これをリスポーンと言うんだと。
・つるはしで鉱脈での採掘ができるのですが、つるはしがいつ壊れるのか、それとも壊れずにずっと使い続けられるのか不安です。モンハンの癖が抜け切れてません。
スカイリムに手を出してみた
任天堂switchでも遊べるようになった、かの有名な「The Elder Scrolls V: Skyrim」をくろばこもついに購入してしまいました。
購入といってもDL版ですが。
スーパーマリオオデッセイは、ムーン集め約800個ぐらいでちょっと飽きがきてしまい、モンハンXXの残りクエに戻ろうとも思いましたが、これまた、そのモチベーションもまだ高まらず、他に遊べるゲームを探しておりました。
switchで発売されるタイトルで、なかなかこれだってやつが少ないというのが実感ですねぇ。
まあ、それは冗談としても、switch版「風来のシレン」とか出したら絶対盛り上がるのに、なんで出さないんでしょう?
で、他に心をくすぐるタイトルが見つからなくて、スカイリムに手を出した次第なのです。
ネットで多少の情報は得ていたので、剣と魔法の世界観やオープンワールドである事などから、そこそこ自分にとって楽しめるゲームだろうという予測はしておりました。
結論としては、非常に面白い。
まだ、プレイし始めたばっかですのでね、色々これからあると思うのですが、それでも面白さは充分感じられました。
ということで、現時点でのスカイリムをプレイしてみて感じたことを箇条書きにしておきます。
・世界観はよく作り込まれていて、街の人達(NPC)もプレイヤーとは関係無く自分達の生活を生きている雰囲気が伝わってくる。
・セリフの字幕が無く、聞き逃したり聞きづらかった時に何を言われたか分からなくなる。
・戦士タイプを選んだが、戦闘は敵の近くで基本RZかLZを押すだけで、攻撃がヒットしてるという感触もなく爽快感は今のところ薄い。
・戦闘はとりあえず、剣を適当に振り回しているうちに倒せるようだけど、たまにイベントシーンっぽい映像になって戦闘終了となることがあるが、あれは何だろう?
・隠密行動は面白いが、カメラズームが無いのでプレイヤーが敵を発見しにくく、逆に敵に見つかってそのまま戦闘というパターンばかりで、隠密行動の醍醐味がなかなか味わえない(僕のプレイスキルの問題かもしれませんが)。
・ジャンプアクションが微妙で、地形によって飛べる高さなのに引っかかって跳び登れなかったりするストレスがある。
・魔法の使い方が最初、全然わからず困った(回復魔法)。
・プレイヤーの持ち物の制限が重量で設定されるのは面白いと思ったが、敵が落とすアイテム(特に防具や武器)を拾っているとすぐにいっぱいになり、でも、拾ったアイテムを売ってお金を稼ぐのでけっこう困った。
・一度行った事のある場所は、次からは高速移動でマップ上で行き来できるのが良い。
・食べ物もけっこう拾うが、錬金等で使用することもなく、食べて体力を回復するぐらいしか使い道がなく、おまけにその体力回復も薬に比べたらわずかでしかなく、存在価値が薄い。
・村人からしょっちゅう顔色が悪いが病気じゃないかと言われるけど、あれ何だろう?
・村の中で魔法の使い方を練習していたら、近くを通りかかった帝国傭兵にパンチしてしまい、タコ殴りにされ罰金を払わされた。
・お店で主人と話そうとして、近くに盗めるアイテムがあると「話す」コマンドを押したつもりが「盗む」になりかけて、肝を冷やした場面が多々ある。
・読む事ができる本をけっこう村や町で見つけるが、ちょっと画面が小さく読む気にならない。
とまあ、今のところはこんな感じです。
特に戦闘やフィールドアクションは、これまでゼルダやモンハン、マリオを立て続けにやっていたので、どうしても物足りなく思ってしまうのですが、スカイリムはあくまでRPGですから、これはこれで良いのでしょう。
ですが、アクションRPGではないです。
なので、自分で自由にキャラの性格を決めて遊ぶ方が、このスカイリムには合っているように思いますね。
悪人キャラでも良し、正義の盗賊でも良し、錬金道を突き進む技術者タイプでも良し、プレイヤーがその役に成り切りながらやっていくのがより楽しく遊べるように感じます。
今日のところはこんな感じですかね。
今回の株価下落でも考えることは同じ
最高値になった時に自分のポートフォリオを確認したら、含み損益が9%ぐらいになっていて、お~すげぇなと喜んだのも束の間、その後の急落でマイナス0.3%まで派手に落ち込んだのであります。
でも、不思議と全然慌てなかったというか、特に何も感じませんでしたね。
別にいいか、っていう感想。
毎回書いているように、世界経済の動きに微少ながら僕も加担している1人なんだなぁという実感と、経済ニュースと連動して自分の投資運用の数字が変化することに、ある種の面白さを覚えております。
投信は毎日500円ずつの積立買付で、全部で7商品しかありませんから、月換算で毎月約7万円ずつ投資している状況です。
もっとアイテムを増やすべきか、増やすなら何を買うべきか、投信以外のものを買うべきか、あれこれ悩み中のまま自動積立するだけで時間だけが過ぎていきます。
今回の下落でも思ったのが、今が買い時なんだけどなぁって事ですね。
毎回、株価下落のニュースが出る度に、そんな事ばかり考えてます。
でも、普段の情報収集力や知識が不足しているため、何を買って良いかが分からず、そのまま見送るハメに。
う~ん、こんなことじゃいかんな、もっとフレキシブルに対応しなきゃ投資活動の醍醐味を味わえない(^_^;
株価下落のニュースを聞いても、僕自身の感覚としてはそんな感じなのであります。
ですが、投資だけで生計を立てている人にとっては、それどころじゃないのかもしれませんね。
くろばこは投資だけで生計を立てるようになりたいと思っているか?
と聞かれれば、今のところはノーです。
まだ自分自身で投資運用しているという実感がなく、なんか実態が掴めないまま投資活動を行っている感覚で、利益が出ようが損失が出ようが、今のところはそこに自分で納得できる理屈が見つけられないからです。
まあ、経済自体がそもそも実態が掴めないものなんで、あんまり難しく考えてもしょうがいんでしょうけど。
こんなんでは、堂々と人前で「投資で飯食ってます」とは言えない(^_^;
このブログだって、こんな内容じゃ恥ずかしくて投資ブログのジャンルに登録できません。
別に深い知識が無くても投資活動はできますが、やるからには自分が考えて選択した上で、成功したり失敗したりを味わいたいなと思っております。
今日はここまで。
松本人志の「死んだら負け」は「死んだらダメ」を掘り下げたもの
僕自身は、ワイドなショーを見ていて、その番組の中で松本氏が発言した内容をリアルタイムで見聞きしてました。
番組の中で松本氏は「自分は別の視点から言うけど」と、ちゃんと前置きし、「安易に自殺する人が多い昨今、学校教育とかでもっと”死んだら負けや”ということを教えたら自殺者も減るんじゃないのか」と言っていました。
そして、「死んだ人を妙に庇護する風潮がある」と言ったわけですが、「死んだら負け」発言だけが一人歩きして、色んな識者からその発言は撤回すべきだという問題に発展しています。
まず、個人的には、あの番組を生で見た上での感想ですが、松本人志氏の意見にはほぼ同意できるものがありました。
実は、「死んだら負け」は、明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」の言い換えであり、ネガティブな言い方かポジティブな言い方の違いでしかないように思います。
松本氏の発言を批判する人達は、明石家さんまの言葉に対しては何も言わないのでしょうか。
勝ち負けという言葉を使ったため、そこに食ってかかる人がいるのかもしれませんが、ちゃんと番組を見ていれば、やや揶揄的に強調して「負け」という言葉を使っているだけで、その本意はどうしたら自殺する人を減らせるだろうかという、彼なりの提言なんですよね。
なので、つまるところ「死んだらダメやん、死んでしもうたら事務所のパワハラ問題は解決できないし、周りの人達も困ってるやん」って感じでしょうか。
実際に、彼女が亡くなってしまったため、残された家族も所属していた事務所も、お互い想像の中で泥沼の争いをしなければなりません。
もちろん、彼女が生きていたって双方の争いは起きたでしょうが、少なくとも家族は彼女から色んな話しを聞けたはずなのです。
ですが、メディアはそこには目をつぶって彼女の死を尊いものとして扱って報道するから、それはちょっとおかしいんじゃないのか?と、自身の考えを番組で述べただけです。
それに、死んだ人を庇護する、批判できない風潮というのは確かにあり、そういうコメンテーターばかり並べて事件にあれこれもの申すメディアに一石を投じたものです。
僕もそうした風潮に違和感を覚えていて、松本氏が発言することによって議論が巻き起こるのは良いことだと考えてます。
また、発言を撤回せよとかは、本当に言語道断ですよね。
色んな意見が存在すべきで、松本氏の意見への批判は当然あっても良いわけですが、発言を撤回せよは全くの別問題。
それを言う人は、いったい自分が何様だと思っているんでしょうか。
松本氏が自分の番組で考えや意見を述べるのは当たり前の話しですし。
死者に鞭打つな、というのはわかりますが、それも分かった上での苦言であり、松本氏の言葉で自殺を思いとどまる人もいるかもしれません。
自殺は美化すべきじゃないということも含めて、くろばこは松本人志氏の意見に頷きながら番組を見ておりました。
今の生活を必要最小限のもので構成するなら
今の自分が生活していく上で、これだけあればいいだろと思うものを絞り込んでみました。
・パソコン、スマホ及びインターネット
→これがあれば何とか生きる糧は得られそう。
・ネットバンキング口座、ネット証券口座
→投資活動には必要不可欠。
・ギター及びそれに関連するもの(エフェクターとかアンプとか)
→結局、バンド活動とかしてなくてもギターは一生弾くんだろうなと思う。
・TVとブルーレイレコーダー
→映画とアニメがメインで、時間があるならひたすら見続けられます。
・キッチン回り
→料理するのが好きで、一番金をかけているかもしれません。
・靴5足(仕事用3足、プライベート用1足、運動用1足)
→仕事用はリーガルの靴を8年近く履き回していて、これからもそのつもり。
・車
→金喰い虫なので本当は持ちたくないんだけど、田舎に住んでいるいる者の宿命。
・手帳
→ネットアプリと手書きと両方を使ってますが、生きている間の記録付けみたないなものです。
・妻
→ここに並べるのは変ですが、友達もいない僕にとっては妻の存在は重要。
・お金
→言うまでもありませんね。
・喘息の薬
→もう30年以上付き合ってて、これが無いと普通の生活ができません。
・鞄(PORTERのビジネスバック、旅行用の2つ)
→吉田カバンは使い勝手が良く、一生モノのアイテムとして重宝しています。
・筆記用具(三菱ジェットストリーム4色の0.5と0.7芯の2本)
→ジェットストリーム使い始めてから、他のボールペンは使えなくなりました。
・任天堂WiiU、3DS、switch
→これはちょっと微妙でして、PS4でも良いんですけど持ってないからこのラインナップ。
・一眼レフカメラ(Kiss6)
→風景写真撮るの好きでして、そんなに頻繁ではないですが使っています。
ざっとこのくらいで、今の生活は成り立ってるような気がします。
もちろん、お風呂トイレ等の消耗品や備品も当然必要ですが。。
本と音楽CD、DVDなどが入ってないのは、その扱いに困ってるから。
本は買って読んだらすぐに売るか、出来るだけKindleで購入すれば良いのかなぁと最近は感じてます。
再読したくなったらまた、ブックオフとかで買えばいいし。
音楽CDもネットで配信データを購入できるから、無理にCDの形で保管しておく必要もないし。
ただ、収集癖がある性格なので、何か形あるもので持っていたいという欲求も未だあるのですよ。
でも、できるだけシンプルに生活したいなと最近は思うようになりましたし、そんなに物を持っていてもしょうがない事も経験でわかりました。
だから、出来るだけ早く身軽にしていこうと画策中なのであります。
本当に可能ならば、上記に列挙したものだけで日々の生活を静かに送りたいですね。
南Q太
昔の話、ただの回顧録です。
20代後半の時に付き合っていた彼女がいました。
出会いは飲み屋でした。
彼女は当時、看護師をしていて、僕は最初の会社を辞める直前ぐらいのタイミングだったように思います。
彼女の家庭がちょっと複雑でしたが、もの凄く天真爛漫な感じの明るい女性でした。
当時は、なんとなくですが、彼女とだったら結婚してもいいなと思い、そういう話しをちらほらタイミングを見て散布してみたのですが、最終的には首を縦に振ってくれませんでした。
お付き合いそのものには、全く問題もなかったように思ってましたし、半分同棲みたいな生活を送ってましたから、なんで結婚にはウンといってくれないのだろう?と悩んでいたものです。
女心はわからん、てな感じですね。
まあ、まだ彼女も20代半ばだったし複雑な家庭事情もあるから、なかなか結婚までは踏み切れないのだろうと、自分の中で勝手に解釈しておりましたが、実際にそうだったかは今では確かめようがありません。
で、当時、たまたま彼女の家族の話しになり、自分には姉がいて東京で漫画家をやっていることを聞かされました。
まだ全然メジャーではないけど、週刊ヤングジャンプで新人賞を取り、定期的に雑誌に作品が掲載されているとのこと。
僕も漫画大好き人間でしたが、南Q太という作家は全然知らなかったので、ちょっとびっくりしましたね。
その頃は「FEEL YOUNG」という雑誌に書いていて、南Q太氏の連載が載る度に購読し、載ってないと「あ、怠けたな」と言って、よく彼女が姉に電話していたのを思い出します。
既に単行本も出版されていて、最初に買ったのが「日曜日なんか大嫌い」、次に「愚図な女ばかりじゃないぜ」を買ったかな。
その後、最初のメジャー級ヒット?「さよならみどりちゃん」が発売されました。
これは後に、映画化もされましたが、僕はまだ観ていません。
南Q太作品を読んだことがある人はご存じの通り、かなり尖ったものが多く、当時としては前衛的な漫画家という印象でした。
そして彼女と、その姉である南Q太氏の2人はとても仲が良く、しょっちゅう連絡を取り合ったり、彼女が東京へ会いに行ったりしてました。
で、たまたま、僕と彼女が公園で子猫を拾ったんですよね。
茶トラの可愛いヤツで、しばらくは彼女のアパートで「トラ」と名付けて2人でこっそり飼っていました。
でも、子猫のうちはまだいいけど、ずっとこのまま見つからないように飼うわけにもいきません。
そこで彼女が姉に電話して、猫の相談をしたところ、自分の家で飼っても良いとのこと。
僕と彼女は喜び勇んでトラと一緒に東京へ行き、そこで初めて僕は南Q太夫妻と対面したのであります。
南Q太氏はすらっとした、どちらかというと男前と言った方が良い顔立ちでしたが、作品から想像してたぶっ飛んだ人とも違う感じでしたね。
体の線も細く、美人の部類に入ることは間違いないです。
もちろん、彼女の行動はけっこう破天荒で、普通の人とは全然違うのですが。
SABEちゃんは、どちらかというとおとなしい感じでしたが、決してとっつきにくいという人でもありませんでした。
そこで1泊ほどお世話になり、一緒にご飯食べに行ったり呑んだりして楽しく過ごさせていただきました。
帰る時は、彼女も僕もトラとの別れを惜しんで、ちょっと涙ぐんでしまいましたが(^_^;
先ほど、南Q太氏の行動はけっこうぶっ飛んでる、と書きましたが、僕が当時の彼女から聞いた姉エピソードを少しほど。
地元を出て東京の短大に進学し、ある企業に就職もしたそうですが、入社3日?1週間?ぐらいで辞めたそうです。
辞めたというか、通勤することができなかったと話しておられましたけどね。
自分には毎朝同じ時間に同じところへ通うなんて無理、というような事を言っておられたように覚えてます。
貧乏で金が無かった時は、タマネギを生で食べてたって話しも聞いたなぁ。
出版社の編集者で南Q太の事が大好きな人がおられて、その人がどうしてもというので、一緒にフランス旅行に2人きりで行ったけど、特に深い仲にはならなかったとか、面白話しが次から次へと出てきて、僕とは違う世界に生きてる人達なんだなぁと感心いたしました。
その後も、南Q太氏が夫と一緒にこっちへ里帰りした時に、夏祭り(水郷祭)で花火を一緒に見たりしてお付き合いさせてもらってました。
ですが、突然、僕と彼女のお付き合いは終止符を打ちます。
僕が他の女性に目移りし、彼女を強引にふる形で終わってしまいました。
傲慢なヤツに思われるかもしれませんが、僕は自分で別れるという選択をしながらも、彼女のことは好きでしたし、ずっと迷ったまま別れ話を切り出しました。
2人同時に付き合うという芸当ができるタイプでもなく、新しい彼女を選ぶ道しかない状況に陥っており、2人で泣きながら悲しい一夜を過ごしました。
今考えてもサイテーなヤツだなと思っています。
その後、新しい彼女と結婚までしたのですが、結局は3年足らずで離婚となります。
その時の選択で何が正しくて、何が間違いかなんて言えませんし、後悔しているのかと聞かれれば、イエスともノーとも言えません。
もう、25年も前の話しです。
ただ、あの頃の事を思うと、ふと悲しくなり、ネットでたまたま南Q太という名前を見つけたことがきっかけで、こんな記事を書いてしまった次第です。