Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

プレミアムフライデーって全国的な取り組みだったの?

いや、もう単純に田舎モンのひがみというか、嫉みというか。
 
プレミアムフライデーなんてのは、東京の大手町あたりだけでやってる取り組みと思っていたんですけど、そうでもなかったようでした。
 
でも、地元はもちろん、我が職場でもプレミアムフライデーなんて、遠い外国の話しを聞いてる感じでしたね。
 
個人的にはプレミアムじゃくていいから、毎週でも、週2回でもいいから、午後3時で仕事終了って日を作って欲しいですが。
 
ただ、それで実際に3時で帰れるかは別の話なんでしょうね。
 
僕は前から言ってるように、1日8時間労働を前提とする今の働き方に疑問を持っているし、現実についていけてないし、賃金下がってもいいから労働時間減らして欲しいって思ってます。
 
僕の代はもう無理かもしれませんが、今の20代、30代の人達はいずれ、そうした働き方に移行した社会の恩恵を受けれるようになるんじゃないかと想像します。
 
そんなこと考えていたら、以下の記事が。
 
「週に3日働けば充分」
「仕事なんて1日4時間でいい」
 
本当にそう思います。
 
8時間働きたい人はそうすればいい、でも賃金そんなにいらないけど少しは働きたいって人は4時間とか、そんな風に選択できる社会がくると良いなと思ってます。

ジョン・レノン、ニューヨーク

f:id:minorthing45:20170223180614p:plain

ジョン・レノンとニューヨークという街の関係に焦点を当てたムービーでした。
 
また、オノ・ヨーコに対する見方も少し変化する映画かもしれません。
 
特に、オノ・ヨーコ嫌いの人にとってはですが。
 
僕自身は、それほど彼女のこと嫌いではありませんが、ライブでお経か動物の声か分からないような歌には辟易しています。
 
好意的に解釈すれば前衛的とかになるんでしょうけど、僕はとてもずっと聴いてられません。
 
ジョン・レノンがロンドンから逃げるようにしてニューヨークに移り住み、そして、一旦はニューヨークを離れロスに行くも、再び舞い戻り、そして暗殺されるまでの経緯がよくわかります。
 
もし、ロスにずっといたなら、ニューヨークに戻ってこなければ、彼は殺されずに済んだかもしれません。
 
でも、ヨーコがいないロスでの生活は、別の意味でジョンを亡き者にしたことだろうと容易に想像できます。
 
そのぐらい、ジョンのヨーコに対する思いや愛は強く、彼が求めていたのはヨーコとの穏やかな日常だったのだろうなと思うのです。
 
最初のニューヨーク生活
世界的有名人であり、要注意人物でもあったジョン・レノンがニューヨークで生活するということは、アメリカにとっても非常にやっかいな問題だったのがよくわかります。
 
ジョンの影響力はかなり大きく、彼の存在を良しとしない人達が多くいたであろうことは容易に想像できます。
 
ただ、ジョンもイギリスでの激しいオノヨーコバッシングから逃れるためにニューヨークへ来たのですから、当時のあの二人が本当に安らげる場所は少なかったのでしょう。
 
しかも時代はベトナム戦争時代であり、反戦運動などにジョンとヨーコが関わっていくのも必然でありました。
 
コンサートを通じ反戦活動家を釈放しろと要求したり、それなりに平和活動家としては充実したニューヨーク生活を送っていたように思えましたが、ジョンを国外追放しようとする当時のニクソン政権側が選挙で勝利したことが、ジョンに大きなショックを与えます。
 
アメリカから退去させられるかもしれないという恐怖と、自分の運動が政権をひっくり返すには至らなかったという思いから、半ば自暴自棄になったジョンはヨーコが近くにいるにも関わらず他の女性とセックスをしてしまいます。
 
このことに傷ついたオノヨーコは、ジョンと離れることを決意し、結果、ジョンはロサンゼルスへ独りで旅立つのです。
 
ロスでの活動
ロサンゼルスでは、ヨーコと離れなければならなくなった寂しさもあり、毎日酒に溺れ、キース・ムーンらと乱痴気騒ぎの生活を送るのでありました。
 
その仲間にはポール・マッカートニーもおり、家の中で仲良く談笑する映像が出てきて、見てる方もびっくりします。
 
この時に発表されたのが自身のルーツをカバーしたアルバム「Rock'n'roll」。
 
ヨーコと離れたことにより、今一度自分を見つめ直すことができたという事なんでしょうね。
 
やがてエルトン・ジョンからライブの出演依頼があり、マディソン・スクエア・ガーデンで一緒にステージに立ちます。
 
このコンサートの成功がきっかけとなり、ジョンはヨーコと仲直りすることができ、再びニューヨークへ帰ることができたのでした。
 
再びニューヨーク
ショーン・レノンが生まれ、ジョンは主夫として子育てと家事に没頭する毎日を送り、音楽活動の復活も「ダブル・ファンタジー」のレコーディング開始という形で実現しようとしていました。
 
映像を見ていると、この頃のジョンは本当に楽しそうで、やっと自分の居場所を見つけたんだろうなと思いました。
 
そしてあの事件
アパートメントの入り口で銃弾に倒れるジョン。
 
もう説明する必要はないでしょう。
 
この作品では、ここも非常に淡々と描かれていました。
 
特にヒステリックでもなく、ドラマティックでもなく、ただ淡々とその事件のことを伝えていました。
 
だからこそ、観ていてここで涙があふれ出てしまいました。
 
イギリスから逃げるようにしてやってきたニューヨーク、でも色んな活動に抗うこともできず呑み込まれ、オノヨーコとの別離、ロスでの自暴自棄な生活、そして再びニューヨークに戻り、そこでは育児をしながら家庭を大事にしようとするジョン、その彼の命が突然絶たれたのです。
 
この映画は何度も言うように、淡々とジョンとヨーコ、その関係者達の画や言葉を紡いでおり、それだけに余計に等身大の人間としての姿が迫ってきます。
 
もし、ニューヨークに戻らなければ、という気持ちと、でも戻ったからこそ息子や妻と何気ない日常の幸せを感じる事もできたのだし、というジレンマに陥るのであります。
 
良い作品でした。

清水富美加騒動に見る芸能界の思考停止ぶり

タレントの清水富美加さん、暴露本をこのタイミングで出したことにより、またもや風向きがアゲインストになったようです。
 
それでも僕は、彼女の方が本当はまともで、彼女を批判する芸能人達がトチ狂ってるんじゃなかろうかと想像します。
 
声高に文句言ってるのは、テリー伊藤とか、和田アキ子とか、坂上忍とか、梅沢富美男とか、いわゆる「ご意見番」って呼ばれている人達ですよね。
 
ご意見番というのがそもそも、いったい何をもってそうなのかよく分からないですが、これまでの経過を見ていると「もっともらしく正論を大声で言う人」ってところでしょうか。
 
有川浩の「図書館戦争」に次のような名言があります。
 
「正論は正しい。だが正論を武器にする奴は正しくない。お前が使っているのはどっちだ?」
 
そのまま、ご意見番と言われる人達に突きつけてあげたい言葉ですね。
 
彼女が仕事で追い込まれたのは確かで、どうにも逃げ場が無くなって追い込まれ、「『ひとに迷惑かけてもいいから、まずは自分の命を守れよ』って言ってくれる人が業界のどこにいるのか?」という嘆きになり、それは「洗脳上等だよ。洗脳されるんじゃなくて、されるのを選んでいるんだ」という叫びとなります。
 
洗脳されてすがるものがあった方がまだマシ、というところまで追い詰められているんですよね。
 
そんな彼女に対し、ご意見番達は「給料5万円なんて、そんなの常識」「仕事を放り出すのは無責任」とか、思考停止の正論で批判しているのです。
 
「給料5万円は当たり前」とか「自分達の時だってそんなもの」を、追い詰められている彼女に振りかざしてどうなるんでしょう?
 
「俺がそれでやってきたんだから、お前もそうしろ」とか「うちの会社ではそれが常識だから我慢しろ」とか、実際に自分が言われたらどう思うか?
 
そんな馬鹿なことあるかっ!、って言いたくなりますよね。
 
そもそも、その考え方自体が思考停止だし、ご意見番は「芸能界」という宗教に洗脳された信者とも言えます。
 
そして、そのことに本人も周りの人間誰もが気付いてないことが、問題の根深さを表しています。
 
それと、彼女の所属事務所がどういうところか分かりませんが、彼女に給料5万円渡していた時、事務所はどのくら中抜きしていたんでしょうね?
 
最近になって年収一千万円らしいですが、じゃあ事務所はどんだけ取ってるのか、誰もそこは突っ込まないみたいです。
 
ご意見番といえど、事務所のそういった部分にツッコミを入れるのはマズイということなのでしょう。
 
僕は、彼女が多分まともで、「責任だ」「芸能界の常識だ」と言ってる人達が頭おかしいのだと思ってます。
 
でも、彼女が宗教にすがってしまったのは、非常に残念です。
 
その選択しかなかった彼女に同情しています。
 
本当ならもっと選択肢はたくさんあったはず。
 
それなのに宗教にしか逃げ場がないと思ってしまった彼女に問題があるのか、そうところまで追い込んだ事務所が悪いのか、それはここではわかりません。
 
死ぬという道を選ばなかっただけ、まだ良かったとも言えますが。。

ドラクエ10は楽しい

僕も、巷にいるドラクエのオンライン反対派でした。
 
なぜ通常のパッケージで販売してくれないのか、オンラインなんてドラクエとは全く相容れないじゃないか、とか。
 
もともとオンラインゲームをした経験もなかったから、余計にアレルギー反応を起こしていましたね。
 
顔も合わせたこともない他人とパーティープレイするなんて、素人からしたらとんでもないことでしたし。
 
オンラインのハードルの高さが超えられないと自分で勝手に思っていて、それをドラクエに導入するなんてドラクエファンをないがしろにしていると憤慨し妻と二人でブーブー文句言ってました。
 
でも、しばらくしてネット上でのドラクエ10の評判を見てみると、オンラインだけど一人でも充分楽しめる作りになっているという声が多く、ちょっとだけ手を出してみようかなぁと気持ちが動いたのです。
 
それが、一昨年の夏。
 
最初のアカウント作成とダウンロードに時間がかかりましたが、無事に準備完了。
 
スタート時はオフラインモードからでしたが、それもわずかなクエストのみでしたので、すぐにオンラインモードへ。
 
最初はドキドキでしたね。
 
僕はドワーフで始めたので、開始時の街やダンジョンはそれほど他のプレイヤーを見かけませんでした。
 
もちろん、発売されてから既に2年以上経過していたこともあり、当初の混雑ぶりはなかったのもあります。
 
それでも、他のプレイヤーらしきキャラをフィールドや街で見かけると、ドキドキでした。
 
なんか話しかけられたどうしよう、とか、恥ずかしいことしてないよな俺?みたいな感じです。
 
でも段々と慣れるにつれ、ドラクエ10の広くて美しい世界にどっぷりとはまってしまい、今ではいっぱしの中堅プレイヤーとなりました。
 
基本的にはサブイベント等を除いては、ずっとソロプレイです。
 
酒場に登録されている仲間プレイヤーのパーティだけでも、充分ストーリーを進めることができます。
 
ただ、サブイベントのボスキャラの中には、仲間との協力プレイじゃないと討伐できないのもいますが、それはそれとしていつか倒してやるぐらいの気持ちで充分。
 
それと、オンラインゲームの醍醐味はメインストーリーだけじゃなく、サブイベントやアイテム収集にあったりしますので、別にストーリーを無理に進めなくても良かったりします。
 
現在のところ僕は、ver3.3の手前まで来てますが、本当ならもっと早く進めることもできました。
 
でも、のんびりまったりしながら、今日は何をしようかなとフィールドを走りながらドラクエ10の世界を楽しむ。
 
サイコーですね。
 
課金は月1000円ですので、毎月1000円でこれだけ遊べたらパチンコ行くより全然マシと感じます。
 
当時、ドラクエのオンライン化にあれだけ文句言ってた自分が恥ずかしいです。
 
オンラインというだけで手を出してない人、まだ多いと思いますが、一度やってみてそれから批判するなりなんなりした方が良いと思いますよ。
 
僕は、ドラクエⅠ~Ⅲのロトシリーズが好きな古参派ですが、そんな僕でも楽しめているのがオンラインのドラクエ10なのです。
 
サービスがいつまで続くのか不安ですが、まだしばらくは継続すると期待しております。

日々の気づきがない自分

僕ほど、日々の生活を何も考え無しに送ってる人間はいないのではないかと、よく思います。
 
それはブログ記事を書いている時に、自覚させられます。
 
日常の中で転がっている色んな物事や事象に気づけない。
 
だから、何を書こうか未だに悩みます。
 
逆に、お笑い芸人さんの喋りとか見ていると、本当にすごいなと思いますね。
 
小さな日常の出来事を面白おかしく話す技術はもちろんなんですが、それ以前に、そうした小さな出来事を出来事として毎日認識していることが凄いです。
 
もちろん、彼らだって生活がかかってるから必死です。
 
何がお笑いに繋がるかわからないからこそ、どんなものでもすくい取ろうとするのでしょう。
 
僕にはそこまでの熱意も技術も無いのですが、それにしても自分は身の回りに起こっている色んな物事に無頓着過ぎるし、無関心すぎるのであります。
 
よく、僕が出張から帰った時に、妻から何でもいいから行き先でのお話をしてと言われます。
 
これは、普段、僕が自分自身のことや仕事のことなど、全くといっていいほど妻に喋らないからなのですが、妻はそれに対し不満があり、また、もう少し自分のことを喋るようにした方が良いとも言われます。
 
でも、僕はほとんど話せないんですよね。
 
何を話してよいのか分からない。
 
もともと自分の事を話すのが苦手というのもありますが、それと同時に、喋るべき内容が見つからないのであります。
 
人が多かった、天気が良かった、道間違えて歩き疲れた、飲み過ぎた、こんな人に出会った、、、など、まあ確かに色々と探せばありそうですが、僕にとってはそれは話すほどの事でもないとなってしまうのです。
 
妻は、それでもいいから話せと言いますが(^^ゞ
 
本当は、妻の言うように普段の何気ない物事も自分の言葉で相手に話すことができると、もう少し僕の人生も楽しくなるんだろうなとは薄々わかってます。
 
ただ、タイトルにもあるように日常の中に気付きが無い自分にとって、今日何があった?どんなこと考えていた?というのは、答えるのが難しい問いなのです。
 
毎日ブログを更新することは、そうした気づきの無さを自覚すると共に、もう少し大切に日常と寄り添うためのツールにもなっている気がします。

2月末の退職は…

結論から言うと見送りとなりました。
 
理由は、自分の部下の退職願いを慰留したからです。
詳細は上のリンク先記事を読んでもらえばわかりますが、結婚の予定がある女性部下が家の事とかあるので退職したいと相談があり、何とかもう少しだけ待って欲しいとこちらからお願いしたのです。
 
その部下を前にして、自分だけ先にサヨナラするのはさすがにどうかと思って、自分も強く退職しますと上に言えませんでした。
 
こういう考え方が正しいのか、もしくは正解というのがあるかは分かりません。
 
でも、僕はそうするしかなかったのです。
 
悔やむとすれば、もっと早くから行動を起こすべきだったということでしょう。
 
次の定期人事異動は8月末ですが、もうそこまでさすがに待てないような気もします。
 
タレントの清水富美加の辞める問題で、ダウンタウンの松本さんがこう言ってました。
 
「次から次へと仕事が来ると、ここで辞めるというベストの時期はないと思う。芸能界は全く売れないか、エグいぐらい売れないと事務所を変わったり辞めたりできないと思います。彼女はどっちにもまだそこまで該当していない。難しかったやろうな」
 
全部ではないですが、サラリーマンもけっこう似通った部分があって、入社してまだ2~3年の人だと簡単に退職しやすいですし、ある程度の役席まで登りつめた人も意外に辞めるハードルが低い。
 
でも、中途半端な立場の社員は、まっちゃんの言うとおり、次から次へ仕事がきて、どこで辞めるというタイミングが計りづらかったり、今回のように部下の退職を留意する側になったりするので、辞めるに辞められない状況が発生します。
 
なので、ここだというタイミングで事を起こさないと、僕のようにズルズルと引きずられることになってしまうのです。
 
次の動き方を考えなくては(^^ゞ

出張続き

先週はほぼ出張で出かけてました。
 
広島→東京→帰省→大阪
 
日曜日の休日は、本当に体がだるくて重くて、自分の体力的衰えを感じ、よって翌日の月曜日も休みました。
 
正直、今週いっぱい休みたいです。
 
ただ、普通に事務所で仕事しているよりは出張であちこちに出かける方が好きだし、気も楽だななぁと。
 
体は確かにしんどいですが(^^ゞ
 
そうそう、2月末を迎えようとしています。
 
お前の2月末退職はどうなったんだ?という疑問の声もちらほら?
 
それについては、また次回に。